福島・会津 七日町
福島・会津若松 【洋館がある七日町】
会津は様々な側面の歴史を持つ街である。多くの武将が志半ばで転封され、それに伴い多くの民も苦難を強いられた。
特に明治新政府による弾圧ともいえる対応は、最も悲しい歴史の一つと言える。白虎隊の逸話は未だに語り継がれ、多くの方の涙を誘っている。
そんな歴史の街に確たる武家屋敷などが残っていない。逆に昭和の始めに建てられた洋館が目を引くのが、何とも理解しがたい。七日町に数棟残されていて、実に不思議な光景だ。
市庁舎は昭和11年に建築されたものらしいが、未だに現役で確り市民の生活を見守っている。手入れが行き届き、大切に使用されていたのに直面し、大いに感銘を受けた。
洋館に限らず目を引く建物も多く残されていて、会津の中心的な存在だった事がよく解る街並みである。