福島・三春 古民家デコ屋敷
福島・三春【高柴デコ屋敷】
三春の隣、郡山には娘が6年間お世話になった。その間近くの町々には良く訪れた。三春もその内の一つの町である。
ハーブ園、森のクマさんというパン屋さん、そしてデコ屋敷・・・現在は【やわらぎの湯】の湯治で年に数回訪れる。
デコ屋敷を見学した当時、三春にこんなにも通うことになろうとは想像も出来なかった。見るチャンスは二度と訪れる事が無いと考えていたが、今になれば湯治の帰りに幾らでも寄れそうである。
【デコ】とは【張子】の事で、当時現金収入の無かった貧しい農家の人々は、農閑期を利用して正月近くなると縁起物として張子の置物などを作った。これがだんだん広まり地域の人々を潤したに違いない。
この張子は芸術的にも高く評価され『年賀切手』のデザインとしても使用されている。また文化財に指定される方もあるようだ。
現在は2・3軒が見学者を受け入れて営業している。