花の百名山 三毳山
平田影郎
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標高が低い割には花の種類が豊富で、とくにセツブンソウやカタクリの時季は大勢の花好きが押し掛ける山で知られている。
私も一度はこの山のセツブンソウが見たかったが、チャンスは中々訪れずここまで打ち過ぎてしまった。
今回、ヘルニアで足腰が痛い妻のリハビリに、そして内に籠りっきりの環境を変えようと妻でも歩ける山として選択した。
しかし標高の割にはアップダウンが結構あって、数年ぶりの運動だった妻には辛かったかも知れない。
最初、中岳まで標高差150㍍ほどを登山口から一気に登る。そして山頂広場に50㍍ほどを下る。妻には十分に辛い。
正直、これほど辛いとは考えていなかった。妻でも・・・と思って選んだのに、私の今年の最初の山としても十分な仕事量だ。
妻を山頂広場に残して、私は青竜ケ岳までひとっ走り。
花は中岳付近にスミレがちょぼちょぼ。カタクリは2輪しか咲いていないと、監視員の方が言っていた。
早いんならもう少し早く・・・遅いならもう少し遅い方が、花を観られたのかもしれない。
まあ、今回は妻の雰囲気を変えるための散策と思えば、効果としては立派に達成できた。