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1. 利尻岳

北海道の百名山中、最難関の・・・利尻岳

メ モ
登頂日 14/07/18(金)
天 候 晴れ時々曇り
百名山登頂順 97番目
標 高 1,721㍍
登山口 北麓野営場
同行者 原田氏
温 泉 なし

タイム
場所・地点 備考
北麓野営場ゲート   5:15 テント泊
5合目 6:20 6:25  
8合目 8:00 8:05  
山頂 9:50 10:20  
北麓野営場 13:50    
所要時間
8:35
登り
4:35
下り
3:30
 

今回の北海道登山旅のスケジュール
  • 17日
    サロベツ原生花園を見学、フェリーで利尻に渡り北麓野営場テント泊
    静岡からの原田氏と友達になり、この後行動を共にする事になる
  • 18日
    利尻岳登頂 北麓野営場連続テント泊
  • 19日
    朝のフェリーで礼文島移動、フェリーターミナルで【ミニうに丼】に舌鼓、礼文岳登頂
    居酒屋を捜し歩いている男二人が島中の噂に。地の肴で大宴会。久種湖野営場テント
  • 20日
    スコトン岬から岬巡り。夕方のフェリーで稚内移動。森林公園野営場
  • 21日
    宗谷岬・ベニヤ原生花園を見学 層雲峡に移動し層雲峡野営場
  • 22日
    大雪山黒岳登頂  お花畑の中を岩室まで往復。
    原田氏と分れ知床に向かう。途中女満別の道の駅
  • 23日
    網走市内・小清水原生花園見学、知床自然センターで熊スプレー借用。
    道の駅ウトロ
  • 24日
    岩尾別温泉から羅臼岳登頂、下山すると木下小屋はヒグマ出没で大騒ぎ。
    斜里岳登山口の清里町に移動。道の駅パパスランドさっつる
  • 25日
    清岳荘から斜里岳登頂。雄阿寒登山口の雌阿寒温泉駐車場
    気力が減退し雄阿寒岳とアポイ岳を放棄して帰ることに決定
  • 26日
    新日本海フェリーで帰路に着く。

平田影郎

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稚内のフェリーターミナルで似たような恰好をした同世代のオジサンが一人。声をかけるとほとんど私と同じコースを考えているようだ。とりあえずは利尻北麓野営場まで一緒に行動する事に。

フェリーの中で話していると・・・結局は利尻・礼文・大雪まで一緒に行動することになった。静岡から来たH氏。

利尻島に到着し早速タクシーで野営場へ。途中のコンビニで買い物をする。帰りのタクシー代が1,300円だったのに、買い物に寄った往路は1,800円だった。

最初私の計画はもっと下にあるファミリーキャンプ場のつもりだったが、もう一泊することにしたのでターミナルから離れてもいいと考え直した。

この野営場は利用料が500円、シャワーもあって10分100円。トイレはウオシュレット完備。トイレシートを400円で買って準備は万全。

家を出てからここまで三日を要している。明日の期待を胸に一杯やって早めに就寝・・・と思っていたのに、ビールのほかにウイスキーまで少し飲み過ぎた。

朝は4時前にはカラスがうるさくして起こしてくれる。4時になると登山者が続々とやってくる。ほとんどが宿泊したホテルや民宿の送迎のようだ。我々は目が覚めると登山口・・・と言うのが自慢だ。

北麓野営場は登山口
宿泊した施設の車で送ってもらった登山者
野営場管理棟、トイレはウォシュレット、シャワーも

外来種の種などを持ち込まないように靴を洗ってから、登山道に入っていく。数百㍍で水場、名水百選の甘露水は利尻岳三合目。

ここから本格的に登り始める。ここからは登り一辺倒、しかも石がゴロゴロしていて歩きにくい。

合目の表示が確りしているのが、目安になって私としては助かる。

樹林帯の間はあまり気にしていなかったが、第二見晴台などの眺望が得られる場所ではガスに巻かれた山並みが気になる。八合目の長官山ではうっすらと利尻岳山頂が見えている。

休憩していると一瞬だけ筋雲の空にくっきりと姿を現した。

名水百選甘露泉水
7合目の胸突き八丁
第二見晴台は標高1.120㍍
八合目 長官山
長官山からの利尻岳
 

一旦下って九合目との中間にある小屋に着く。中では10人ほどがワイワイ食事をしていた。私はトイレブースでシートを利用して用便。

少し頑張ると九合目に到着。

時折ガスが晴れ全貌を表す
小屋は八合目と九合目の真ん中
 

九合目ではバナナやエネルギージェルなどで軽く食事。看板にもあるが【ここからが正念場】で斜度は一気にきつくなる。さらにはザレた登山道が一歩登るとズルズルとそれ以上に後退。

とにかく辛い登りで・・・久しぶりにあごを出すほどの山だ。

結果として私としては北海道の百名山で、一番辛かった。

逆に九合目からはお花畑が見事だ。トラノオなど珍しい種ではないが、一面を覆う数と広さはさすがに花の百名山だ。辛い登りを癒やしてくれる花・花・花。

九合目の休憩所。ここからが地獄
九合目からは崩落が激しく、ザレ場に
分岐から最後の辛い登り
分岐付近はお花畑が展開
雪渓も僅かに残る 
 トラノオの群生

ここまで消えたり湧いたりしていたガス、もう少し我慢してくれたら礼文も見たかもしれない。残念ながらほんの少しの差で眺望の効かない山頂に立った。利尻岳・・・日本百名山97座目の頂である。

眺望が無いとは言えローソク岩などの雲海より上部は確り望めた。

30分ほど食事をしながらガスが消えるのを待ったが、ガスが消えることは無かった。昨年から引き続き私の北海道登山は、こんな感じの天候ばかり。

登りでは靴擦れが出来て、手当をしながらだった。接着力の弱い絆創膏で、汗で剥がれて帰って摩擦の原因になり大きく傷をつけてしまった。

まだ羅臼と斜里を残しているので、下りは無理をせずゆっくり下った。また登りと違ってそれほど当たる事もなかった。

それにしても歩きにくい登山道で、ゴーロ帯を歩いているようだ。ゆっくり下った私をH氏は3合目の甘露水で待っていてくれた。

湧きおこるガスとの競争
湧きおこるガスとの競争 
97座目 利尻岳山頂
ローソク岩とトラノオ
お花畑 
石で歩きにくい登山道

北麓野営場にはもう一泊して、翌日の9時半のフェリーで礼文に渡る計画だ。炊事場を占拠してザイルを張りシャツなどを乾かす。シャワーを使ってスッキリさっぱり・・・。

97座目は実に満足な気分だ。酒が進む・・・ボトルで持ち込んだウイスキーをこの日で終わらせてしまった。飲み過ぎだ。

翌朝も同じような天候で、朝のうちは野営場の樹間から利尻岳山頂が見えていた。おそらくこの日登った方も山頂からの眺望は得られないだろう。こ

の3日間全く同じような天候だったというから、この日だけ良い天候なはずはないが・・・。

トイレシート回収ボックスが設置してあって・・・これならトイレシートを利用しても持ち帰りのリスクなどが無くて良い。良いシステムだと思う。早池峰などには回収ボックスが無かった気がする。

また利尻島にはタクシーが8台しかない。礼文島も同じく8台のみ。この日は【日本丸】が寄港する日で、タクシーはすべて押さえられていた。また昼間は効率の良い観光ハイヤーで稼ぐらしく、タクシーを利用する場合は注意が必要だ。

私たちは到着した日に帰りのタクシーを予約した。

9時30分のフリーだったがタクシーの都合で『8時前になら迎えに行く』という約束だった。ターミナルについて8時だから1時間半も時間がある。

利尻に来たらやっぱり馬糞ウニ。ターミナルの2階食堂で【お試し丼】というリーズナブルなのがあって、朝ご飯を食べたばかりでお腹がいっぱいだったが食べてみる。

500円だけあって量も僅かだったが、十分堪能で来て満足。野営場で一緒だったご夫婦の奥さん『3.500円も出して・・・あれは無い』と言っていたターミナル近くの食堂は、やはり一元の観光客相手だから・・・なのだろう。

お土産屋のおばあさんが教えてくれた【お試し丼】は、量も味も満足・・・おばあさん、ありがとう。

炊事場を占拠して乾かす
野営場の樹間から望む利尻岳
トイレシート回収ボックスとゲート

花の百名山

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