埼玉-2. 城峰山

２週に亘って探し回った登山口 《埼玉県神川町》

平田影郎

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　先週に引き続き林道を走り回り城峰山の登山口を探しました。神川町からだとどうしても石間峠に着く事ができない。全く不親切な林道である。神川町にも腹が立つ。安心して登山者が歩く事が出来る道なのか検証してみよう・・・なんて殊勝な、仕事熱心な職員はいない役場なのだろう。町長の顔が見てみたい。

　結局一枚の看板がおかしい事が分かった。まっすぐ百年の森に誘導すればいいのに途中の分岐で右に導かれてしまう。どの方向からでも行ければ良いという物ではない。パンフレットと違う事が不安を増し間違いを生じさせているのだから。

石間峠から僅か10分で一等三角点の山頂である。さすがに石間峠からの登山者は私だけであった。言い訳になってしまうが石間峠からこんなに近いとは知らなかった。本格シーズンに向けての鍛錬だったので、これでは目的と違ってしまった。予定通り榛名山か小野子山にすべきだった。今年のオン・シーズンの思惑違いを予感させる。

　春霞で遠望はほとんど利かなかったが、30分ほど山頂で過ごして下山する時には両神山などが霞みのなかに浮かび上がっていた。条件の良い日には最高の山だろう。山と渓谷社の“日本の山１０００”にも登載されているのだから、それなりの山のはずである。