パッチワークの丘(美瑛・大空・中標津)
【 美瑛町 】
上川地方のほぼ中央で、基幹産業が農業。ジャガイモ、小麦、テンサイ、トウモロコシなど、季節ごとに作物が織りなす耕作地のパッチワークが美しい。
隣の富良野とともに作るエリアは花と丘の景観で、多くの観光客を誘致する。
近年、ルールを守らずに畑に立ち入って作物を踏み荒らす観光客が多くなり、農場主が木を切り倒してしまうというニュースが届いた。
一部のマナーを守れない観光客のために、後世に残したい景観が我々世代で消えてしまうのは悲しい。
【 大空町 】
大空町と言えば女満別空港で良く知られている。この町の道の駅もきれいな施設で使いやすい。トイレの数なども多い。
そしてこの道の駅近くに、丘のまち美瑛に匹敵するほどの丘の景観がある。
道の駅のすぐ前の畑も写真を撮りたくなるロケーションだし、美瑛にも勝るとも劣らない景観とは【メルヘンの丘】
R39を斜里方向に進むと左手に、畑の中に点在する7本の木が目印になる。この木が目印で分かりやすい。
木と作物それぞれの色が織りなすパッチワークは大自然が作り出す芸術だ。
【 中標津町 】
日本一の酪農地帯と言われている中標津町、根釧原野より知床連山の裾野に繋がる小高い丘陵。そこが【開陽台】である。
展望館からは330°が見渡せ、地球の丸さを体感できるパノラマは圧巻。
酪農が盛んで、秋には刈り取った牧草のロールが畑に点在して面白い。
天候よってではあるが国後島を望むことができるという。