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旅あれこれ 海外19【ソウル 農楽とサムルノリ】

ソウル 農楽とサムルノリ

農楽とサムルノリ【韓国・ソウル】
2016.9.15(木)

定かではないが私が考えている芸は農楽と呼ばれるもので、サムルノリとは違うものだと思っているがその前提で話を進めたい。あるいはどちらかがどちらかを含めた総称なのかもしれない。

韓国の田舎にこうした伝統芸能が伝承されている事は、昔から知っていた。最近になって目にしたのは不朽の名作ドラマ【商道(サンド)】の中に《サダンペ》と呼ばれる芸人集団として登場する。

私が見知っているのはあくまでドラマの世界での話で、何時かは本物を見てみたいとずっと思っていた。

それが今回、南山谷韓屋村のチュソクのイベントで見ることができ、見られるとは思っていなかったので本当にうれしいし、見られたことで感動も大きい。

古くは農村から派生した芸人集団で、ドラマなどでは身分がいやしいとして描かれるケースが多い。

また朝鮮時代の一時期に裏で性を贖うことで生計を維持していたように描くドラマも存在した。

本来は女性がつかさどる芸だったようだが、のちに男性による男寺党と呼ばれる集団のプンムルノリが出現したことによって、芸人集団の性格が著しく変貌していく。

更に1980年にキム・ドクスをリーダーとしてサムルノリが結成された。古くから農村に伝わる農楽のリズムを整理して、体系化して演奏するようになった。

サムル・・・四つのもの・・・を意味し、ノリ・・・は遊び(Play)を意味する。そもそもは地方ごとに異なる農楽の中でも、必ず用いられる四種の打楽器による演奏を試みたのが始まり。

チャグ(鼓の一種)、プグ(太鼓)のように木と皮でできた楽器は【地】を表し、チン(鉦)、ケンガリ(小さい鉦)のように金属の楽器は天を表す。四つの楽器の奏でる楽曲は天地・宇宙を表現しているという。
(wikipediaから一部引用)

頭の飾りを回転させる芸の起源を調べると、大道芸として観客の注目をいかに集め、いかに多くの収入を得るか・・・の工夫にであろう。

科挙に合格して地方に凱旋する際の飾りに通じるものを感じる。

キム・ドクスのサムルノリに曲芸があるかどうかは知らないが、あくまで舞台芸能であろうと思う。

その舞台芸能に対して屋外で踊り練り歩く大衆芸能の農楽は、参加型の大道芸と言える。

私が南山谷韓屋村で見たのはサムルノリではなく、農楽なのだと思うが・・・?

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