岩根山ツツジ園【埼玉・長瀞】
2010/04/14(水)
妻のような仕事の場合、一つの時間単位を【一コマ】と表現しますが、水曜日は妻の担当するコマが一つもありません。ですから二人で近くを観光するには便利な曜日です。
今日もあれこれ迷った挙句に何度か訪れた事のある【埼玉県・長瀞の岩根山ツツジ園】行ってみる事にしました。
秩父に向うR140からは荒川の対岸になります。標識が確りしていますので迷う事はありません。どんどん上っていくと岩根神社の駐車場があり、時期だけはしっかり500円を徴収されます。もう駐車場の手前からカーブの度に見えたり隠れたりしていますが、山肌を覆うミツバツツジの群落はR140からさえ望む事が出来るほどです。
樹齢百年を超す千株のミツバツツジが全山を紫に染めています。ツツジのトンネルは如何に大木が多いかを物語っています。料金は800円になっていました。
この時季はソメイヨシノやシダレザクラ、ツバキなども咲き誇り、さながら百貨爛漫です。
上の駐車場まで車で行かず、下の無料駐車場に置いて登山道を歩いて登るのもお奨めです。ただ標高差数百メートルありますので、このルートは登山経験者がいいでしょう。
帰路は長瀞の桜並木に寄ってみました。夕べは全国的に強風が吹き荒れ様々な被害が出た程ですから、桜は散ってしまったと思っていたのですが、行って見ると見事に満開の状態でした。宝登山神社の参道も見事な桜の並木ですが、ここも確り花が残って楽しむことが出来ました。
赤城の千本桜よりこちらの方がダイナミズムに富んでいました。赤城は木と木の間隔が近いのかもしれません。気のせいか枝の張りが悪いのが花つきがまばらに感じる原因かもしれません。
河原で休んでいるとちょうどライン下りの船が目の前を下っていきました。そして鉄橋を秩父線の電車が渡っていきました。県立自然の博物館の駐車場を借りて昼食にし、コーヒーを飲んで帰って来ました。
私達夫婦の小さな旅はこの時季【桜】が中心になります。例年このあと北上する桜前線を追いかけるように、玉川温泉に向います。そして東北の桜を楽しむことになっています。