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旅あれこれ 甲信越27【まゆぐらの街】

まゆぐらの街並み【長野・須坂】

2009/07/05

 テレビで須坂のまゆぐらが180㍍も移設されたと報じていました。善光寺ご開帳の際に【片参り】になっていましたから、別所の北向観音にお参りが必要でした。そのついでにまゆぐらを見ることにして出かけたのです。

 別所から千曲市であんずの里によったりしながら須坂に向かいましたが、到着は昼近くになっていました。

 メインは中央通りの蔵作りの街並みです。新しくオープンした案内所で色々情報を仕入れました。食事どころを尋ねるとなんでも【信州須坂味噌料理乃会】というのがあり、須坂の名物になるようなものを考えたらしいのです。その中から商品化された【味噌すき丼】を紹介されました。この味噌すき丼は7つの店舗で楽しむ事ができ、佐野のラーメンや宇都宮の餃子のように街起こしに活用したいと考えているようです。取り組む全てのお店には材料の条件が課せられます。須坂の味噌を使った割り下と村山早生牛蒡を使用することです。一番近くの【かねき】にいきました。

 当然私は味噌すき丼で妻は味噌あじのオムライスを注文しました。昼時まあまあの客数ですから、少し期待感が膨らみます。ウィンドウに飾られたサンプルがやけにでかかったので、私は『ミニにしておいたら』と妻に言ったのですが妻は『大丈夫、普通でいいよ』と言います。来て見てビックリ・・・30㌢のプレートいっぱいにオムライスが乗っていました。流石に私も味噌すき丼の後では完食が無理でした。味は人それぞれですが・・・牛蒡はシャキシャキした食感が生かされていて良かったです。ちなみに味噌すき丼とは《味噌味のすき焼き》と思ってください。

中町通りの街並み
味噌味のオムライス
かねきの味噌すき丼

 須坂は製糸で栄えた町でした。それに伴って商業なども発展し、水道・電気の導入も先端的でした。中部電力はこの地を【発祥の地】としています。

 中央通りをはじめお蔵町通りなどに店蔵が沢山残されています。目に触れる蔵の中でも格子戸が前面にある蔵は、製糸を営んだ名残だそうです。おそらくそこから出し入れしたのでしょう。今日の目的はこうした街並みを見る事だったのです。確かに移設されたまゆぐらも魅力的でしたが、やっぱり街並みの中にあってこそ雰囲気が高まるのだと思います。市内のあちこちに沢山残されている蔵の街並みを、心ゆくまで楽しみました。

 移設されたまゆぐらの他にも中を見学させてくれる蔵があります。折角の機会ですら2箇所を見学しました。まゆぐらは長い歴史の間に染み込んだものが感じられました。お蚕さんの臭いがしていた気がしますが、当然といえば当然ですが・・・・・しかしその臭いに鼻が敏感に反応し、お茶を勧められましたが・・・無理でした。ご親切に感謝しながら後にしました。この時得た情報によると『蝶の館に蝶の鏝絵(こてえ)がある』と言うのです。鏝絵とは蔵の窓扉を開けた時などに外部から見えるように、装飾的に漆喰などを盛り上げた絵です。必要性より芸術性の側面が高く一種ステータスでしょう。街並みフリークなどには最近は隠れた人気なのです。10分ほど歩いて行ったのですが、通りから見える位置にはありませんでした。何でも【蝶】の絵だそうですから是非にも見たかったですが・・・残念です。

移設したまゆぐら
クラッシック美術館間の基礎
本町通りの街並み

 このほかにも須坂にはメジャー級が沢山あります。果物は毎年お世話になりますし、峰の原高原も避暑には最適で多くの自然が残りホッとできる空間です。秋には米子大瀑布の紅葉を楽しみに出かけたいと思います。

峰の原高原 ワタスゲ
シャジン
展望台から
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