縞枯れの原因調査・・・縞枯山(北八ヶ岳)
平田影郎
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前々から調査の必要性を訴えていた縞枯れ現象を先生自身の目で確認してもらうため、縞枯山を麦草峠からやっつけることになった。
出発が遅かったため麦草峠は5時になろうとしていたが、雨は止む気配も無くとりあえず白駒池の駐車場で8時頃まで眠ることにした。
7時に目を覚ますと雨は小降りになっていて、何とか出発できそうである。早速車をヒュッテ前の登山口に移動した。何組かがすでに出発の準備をしていた。
先生達とはペースも違うのにいつの間にかやっぱり一つのパーティになっているのが不思議だ。
雨後の森は本当に美しく無限に楽しみが湧き出してくる。その一つがカラフルなキノコたちだ。花のようですらある。あいにくキノコの見分けができない私は食用として採取することは無いが、目とカメラでは十分に採取した。
途中大石峠の岩場で雨具を脱ぎ、さらに茶臼山への登りをこなす。展望台では雲間からのアルプスを存分に楽しんだ。思いがけない御褒美である。縞枯れ現象は世代更新との事。“酸性雨”とどこぞの小屋の親父が主張していたと話すと一笑に付されてしまった。
森では雨の日には雨の日の楽しみ方があると理解できた山行であった。それにしてもあの綺麗なキノコ、どうにか食べられないものか。残念だ。
いつもお土産屋に寄らないと納得しない人のため、お奨めの店に案内する。タレントの井森美幸さんが高校生時代にアルバイトしていたお店。
こんにゃくの食べ放題が好評で、この日は山菜のテンプラのサービスもあった。我が家では妻も娘も姪ッコもこの店の味噌の大ファンである。