張り切って起き上がって窓の外を見るとシトシトと雨が落ちていました。食事が終わっても雨はあがりません。それでも内側から濡れずにできるところだけは、昨日の続きを塗装しました。
乾きが悪くて塗ったところを間違えて踏むと、足の裏にベッタリとペンキが着いています。諦めて1時間ほどで止めました。次の晴天の日にやります。
写真は塗りにくいトレリス部分です。塗りやすいアドバイスがあったらお願いします。
作業がなくなるとやることもありませんから、相棒が送ってくれたDVDを見ました。
誤解されると困りますのではっきりとお断りしておきますが、前にも言いましたがこれらは相棒が購入したもので違法な複製モノなどではありません。
信仰心の無い兄弟が親の遺産を受け取りたい一心で、遺言どおりに巡礼の旅に出ると言う【サンジャクへの道】、アイガー北壁の初登頂に挑戦し敗れたパーティの再現ドキュメント【運命を分けたザイル】、劇画でしか見るべきではないと感じた【カムイ外伝】・・・5本を一日で見てしまいました。
相棒は韓流などでも1~2話みて、気に入ると全巻買ってしまいます。この出費を惜しまないから本や音楽CDも溜まる一方で、いつも私に処理が回ってきます。
リタイヤして収入がないオジさんは、ありがたく頂いています。
運命を分けたザイル・・・の話です。ある岩壁でトラバースに成功して頂上を目指しますが、帰りに同じコースを戻ることを想定せずにこの時張ったザイルを回収してしまいます。これが命取りになりました。その先で落石の直撃で相棒が動けなくなり、登頂を断念し戻ろうとします。そしてトラバースしたところまで戻るのですが、帰路は越えることが出来ませんでした。
生死に直結するほどのことではありませんが、同じ経験をしています。私のケースは逆に残置して捨てるのが惜しくて回収しようとしたのですが、危険で回収できませんでした。結局、帰路にこの残置のザイルに救われた経験があります。
本当に山や谷では何が運命を分けるのか・・・結果でしか判断できない怖さがあります。だから慎重すぎるという事は無いのです。
はっきり言えるのは【不確かなものに命を懸けてはダメだ】。勇気を持って撤退するのです。
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