昨日はアップできずにすみませんでした。
夕食を食べながら一杯やっていると、体調不良だった息子が急におかしくなりました。
痛さのあまりか所在無げにウロウロ動き回り、辛そうな泣き声を上げています。
これはもう様子を見ているだけではいけないと思い、動物病院に連れて行きました。妻は丁度仕事中でしたし、アルコールが入っていた私は折りしも降り出した雨の中を息子を抱えて傘を差しながら歩いて向いました。
途中、症状は大分落ち着いて『大概、こんな時は病院に着くと治ってしまう』などと考えていましたが、今回はそんな甘くありませんでした。幸いやはり急患の猫がいて病院はまだ診察中でした。
腹水でお腹はパンパンで辛い声で鳴き続けています。それを医師や看護士が寄ってたかって押さえつけエコーなどを取ったりしましたが、予想通り確定診断は出来ませんでした。これではただ苦しめる結果になってしまいますから、病院に連れて行くのも慎重になってしまいます。
疑いは【リンパ腫】から【何とか腸炎】まで5つほど説明されました。そんな説明よりも早く痛みを取ってくれ・・・と思いながら聞いていました。疑いだけなら私にも出来ます。
妻はガンだったら積極的な治療はせず、安らかな予後になるような治療を普段から願っていますので・・・(妻の息子ですから妻の意思を尊重)・・・ドクターにそうお願いしました。
そしたら【何とか腸炎】を想定してプレドニン(副腎皮質ホルモン剤)と血栓を作らない薬、痛み止めの注射をしていただいて帰って来ました。
荒い呼吸と痙攣が続く息子を妻と一晩中見守っていました。そして何とか一晩持ちこたえました。朝には一人でトイレに向いました。大分顔もスッキリしていて・・・調子が少し戻った感があります。
今日も朝一で病院に行ってきました。当然プレドニンなどを処方してもらったのですが、今朝の状態よりはるかに悪い状態に見えています。あるいは夕べ一睡もしていないので今【グッタリ】としているのか・・・素人には判断つきません。
山友のブログを見ていると【新穂高から笠ガ岳】を予定しているようですから、本来ならここで私が黒部五郎の予定を計画し接点が出来ていた筈でした。何とか今年中にもう一度一緒したい・・・と思っていたのですが、私にはあまりにも多くの障害が次々に起きて来ます。
思い切って遊べない状況が延々と続く人生ですが、今の私は仙人のように世俗から逃れて暮らすような訳には行きません。世の中のしがらみに、徹底的に絡め捕られる人生しか送る事が出来ないようです。
当分は10年間も病気の妻を励ましてくれた息子を、逆に私達が見守る生活を送らなければなりません。何とか安らかな予後を送らせたいと願いながら・・・。
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