ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

高峰山 Ⅱ

登山(百名山以外の山)

40歳でリタイヤし、20年以上も世界の海と日本三百名山に挑む溝田氏が、今年の山旅を終えて徳島の阿南に帰って行きました。例年は9月ごろまで山に登っているのですが、今年は思いのほか天候に恵まれて早めに多くの頂きに立てたこと、また次の壮大な旅行の計画に移るため早めに帰還したようです。

次の旅行とはオーストラリア大陸をバスで横断すると言うもの。現在の日本三百名山も【ホロホロⅢ世】と名付けたバスで日本各地を廻っています。
山で知り合って以来5年程お付き合いを願っていますが、今年の私の状態を見て言葉を残してくれました。

山に行けないのは、来年のために残してある・・・と思いなさいと。それを聞いて何となく楽になりました。今年やらなければならない百名山が、一向に計画通り進まないことで私は少し焦っています。行けるのは日帰りできるマイナーな山ばかりで、満たされない達成感にストレスを感じていました。

彼も今年順調に登頂しすぎて、来年以降のために早めに山登りを切り上げたのかも知れません。リタイヤ生活の大先輩ですから、この言葉には重みがあります。
彼のブログは人生の指導書のように、私の考え方に影響を与えています。
ホームページにもこのブログの右欄にもリンクがあります。

確かに日本百名山はそれなりの山が選ばれています。スケール・難易度・眺望・容姿・・・いろんな角度から選ばれているのでしょうから、それぞれ登頂の都度何かしら感じるものがあります。

ですが今の私にとってはどんな一座も大切な一座になっています。昨日登った高峰山も日本百名山ではありませんが、それなりに良い山でした。私は【花の百名山】にも挑戦しているのですが、その一座に選ばれています。あまりにも安易に登れるので、ずっーと放りっぱなしになっていたのです。何とか花の時期に来ることができました。

眺望が抜群で山頂の大岩の上に座って、1時間も雲海の上に頭を出した峰峰を眺めていました。岩の上には夏の間だけ長野で暮らすというご夫婦がいて・・・山の話に話が咲きました。奥さんが花に詳しく『篭の登山に行くとリンネソウがある』と教えてくれたので、探しながら歩いてきましたが見つかりませんでした。

それでもこのコースは花が多く、一夜明けた今日も心の中がパレットを開いたように彩られています。マツムシソウ・ハクサンフウロ・ヤナギラン・・・などのあまり珍しくはありませんが、夏を代表する花々が辺り一面を覆っていました。

珍しいところではカワラナデシコが結構彼方此方に咲いていました。

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