死への準備

あまり気乗りはしていませんでしたが、前々から約束していた【さがみ典礼】のホールを見学に行って来ました。もしもの時の準備に妻は会員になる事にしていたのです。
要するに葬儀などの準備をしておくと言う事です。

たしかに憂いはなくなるかもしれませんが、どっちかというと私はその時考えればいいと思っていました。会員になって月々数千円ずつかけて行くと１０年で満期になり、もしもの時にはそのお金で選択したコースの葬儀ができるシステムです。

私名義と妻名義の二口入ってきました。これから毎月掛け金を払っていきます。何とか満期まで（１０年後）生きていたい・・・という欲で入ったのかも知れません。

もっとも・・・私はあまり葬儀には金をかけてほしくありません。妻や娘と妻の兄弟、そして本当に山で生死を共にした仲間数人が送ってくれれば、それほどありがたいことはありません。
お墓は要りませんから・・・大好きな志賀高原の渋峠～【のぞき】付近の後立山連峰が望める場所に散骨してもらいたいのです。

妻とはどっちが先になっても、そうしようと約束しています・・・当然一緒の場所に。
娘には情がからんでそういう送り方は出来ないでしょうから、信頼できる仲間にお願いしようと思っています。
ですから葬儀にはお金はそれほど必要ありませんが、それでも精神的には大変な時ですからサポートをしてもらう意味で入会しました。

こんなに準備をしておくと中々死なないのでは・・・と裏の結果を期待しているところが・・・何とも人間として未熟なのです。

戻って義母の入所している施設へ、そして午後はプールと今日も目いっぱい忙しい日でした。年賀状も今日作り終えました。枚数は現役時代の半分にも満たない数ですが、何時もの通り山の写真でご挨拶します。
明日は妻の６ヶ月に一回のＣＴ検査です。良い結果でありますように・・・。