ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

妻籠に到達

中山道

予定通り朝6時に起床して食事を摂りました。お弁当を作りコーヒーを入れて出発する時には7時を廻っていました。長野道塩尻インターでは9時を廻っていて、南木曽の駅に着いたのは11時になろうとしていました。

中山道も半分を過ぎてもう直ぐ美濃路ですから、アクセスが4時間も要してしまいます。もう日帰りで挑戦するのは無理になってきました。効率が極端に悪くなっています。
南木曽の駅に勝手に車を停めさせていただきました。

自転車も積んで来ましたが奈良井を過ぎたあたりから山野には雪が積もっていて、自転車を利用することは無理だと感じていました。予測どおり南木曽についてもやはり周囲が雪で、車を回収するために自転車を利用することは無理でした。
こんな時のためにバスの時刻表も確り調べてある私です。

歩きの様子はホームページでご覧ください。直ぐにアップします。最近は写真を多く活用していますので、雰囲気がお解りいただけると思います。

とにかく山道がほとんどで日陰の部分はカチンカチンに凍っています。数年前に転倒して骨折させてしまったという苦い経験がありますから、今日は慎重に慎重に妻の腕を支えていました。
今年初めての挑戦ですから無理をさせるつもりはありません。大妻籠からの山道は中止にし、雪解けを待って挑戦します。

11時に歩き始めて妻籠宿本陣に12時20分でした。朝ごはんが6時でしたからお腹はぺこぺこ・・・本陣脇の休憩所で弁当を食べましたが、観光客の団体さんがものめずらしそうに覗いていきます。もう慣れました・・・人前で弁当を開くのを。

妻籠で終わりにするのでは、バスの時刻を無駄に待つ事になります。大妻籠まで歩きました。やはり雪はカチンカチンに凍っていましたが、慎重に歩いて峠道の入り口に到達しました。これから先はもの凄い雪で・・・諦めたのがラッキーでした。何とバス停は目の前でしかもバスの時間も数分後。

車を置いた南木曽駅には2時に到着です。風もなく穏やかな日で、気温は10℃近くあったのではないでしょうか。登りではうっすらと気持ちの良い汗が膚を湿らせていました。
次回こそ美濃路に入りたいと思っています。

アクセスは往復で9時間、そして肝心の歩きは2時間半、私たちの挑戦は中々進みません。でもこうして歩いていると有名な宿場ではありませんが、確りと残そうとして努力されている家並みを見ることが出来ます。それは数軒から多くても10軒ぐらいの集落で、奈良井や妻籠のように圧倒される事も人の波もありません。ましてやお土産を販売しているお宅もありません。でも残そうという意図を確り感じ取れる、努力を見ることが出来るのです。

写真はあまり知られていない神明の集落です。こんな古い家並みが沢山あちこちに残っていますから、皆さんも歩いて見ませんか。

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