ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

1周年

リタイヤ生活

1年前の今日は、長~い現役生活からやっと開放された日でした。そして『明日からばら色の人生が始まる』と、本気で思っていたのです。いろんな楽しいシーンが頭の中を駆け巡り、夢と希望で胸は膨れ上がり張り裂けんばかりでしたが、1ヶ月も過ぎると『現実は大分違っている』と気づかされるのでした。

まず妻が5月に腰椎ヘルニアを患い、目の前で繰り返される激痛との闘いの日々は、替わってあげることのできない無力感を痛感。ばら色どころかいばらの日々だったのです。

8月には息子レオ君が体調を崩し、やはり介護の日が続きました。夜も目を離すことができず、息子と妻と私と3人で川の字になって寝ると言う生活を6ヶ月間続けましたが・・・とうとう今年の1月13日に旅立って行きました。ぽっかりと心の中に空洞ができたような・・・よく使われる表現ですが、埋めようの無い虚脱感はこの言葉の意味が理解できた気がします。

そして1周年間近になって・・・今回の大震災と津波・・・です。併せて原発の事故で津波で被災した方のご遺体も回収できないと言う現実・・・試練と言う表現ではあまりに残酷すぎます。亡くなられた方の無念はもちろん、ご遺族の行き場の無い怒りをどうすればいいのでしょうか。

本当はリタイア1周年を機に、同じく1周年を迎えるブログの題を【残りの人生日記】とでもしようかな・・・と考えていたのです。
でも・・・いま変更しても昨年から引き続く不幸がそのまま着いて来そうで・・・やめました。

無能な政府が少しは機能して原発の事故などが収束に向かい、被災者が本当の意味で再出発に立ち向かうとき、私も心機一転・・・ブログの表題を変更したいと思います。
まるで小学生が綴ったようなつたない日記ですが、私の心情や何か役立つ情報が発信できるように・・・がんばらずに続けます。引き続き御ひいきの程よろしくお願いします。

今日はもう一つ新たな歴史が加わった日です。一週間前に申請したパスポートが出来上がり、取りに行ってきました。これで私も世界を股にかけて飛び回る事ができます。
死ぬまでに一度は外国と言うところへ行ってみたいと思っていますが、なにせ飛行機も船もダメですからそんな期待もどうなることか・・・。珍道中はまだまだ続きます。

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