一人目
徳島のホロホロ三世、バスで旅に出ている溝田氏から電話が入ってきました。『ホームセンターにガソリン缶が沢山あるから、もう直ぐそっちにも出回るのでは』と・・・。
でも関東では予約でお願いしても、注文すら聞いてもらえない状態です。ですから買ってもらいたいとお願いしました。ガソリンは大分出回ってきていますから、もうスタンドに並ぶ必要はなくなりました。しかし私の場合は岩手や宮城がグランドですから、いまいち不安が残っています。どうしても持っていて安心したかったのです。
そんなことより原発が心配だから、四国のほうに避難して来い・・・と言ってくれましたが、実際のところ中々ふんぎれません。
二人目
原発の問題で関東を離れていると思っていた相棒から、DVDが届きました。送ってきたということは、どうも関東にいたようです。全く音沙汰がないので・・・残念ですがしっかり生きていました。アナグマのように巣穴にこもって韓流ドラマを見ていたのでしょうか。
会社経営は副業で本業は投資家のような方ですから、原発事故による株価下落はものすごい痛手ではないでしょうか。それでも試練を乗り越えて、立ち上がろうとしているようです。
三人目
現役時代から実の兄のように慕っていた、会社の上司だった方が【道の駅○○】の支配人をしています。現役を退いてから10年ですから、遊び半分で仕事をしていると思っていたのですが・・・。ほぼ一年ぶりぐらいで顔を出したら、しっかり・・・まじめに仕事をしていました。相手先と懸命に折衝をしている姿は、現役時代よりしっかりしていると映りました。
当時、会社の直ぐ近くに小さなフレンチレストランがあって、そこがえらく気に入っていて昼食に良く連れて行ってもらいました。職場の部下を大勢です。
本当は反則なのですが12時前にレストランに到着するため、昼休み前に職場を放棄・・・あろうことか赤ワインを一本あけるんです。当然私は運転手でしたから・・・よだれを流しながら見ていました。顔を見ていたらそんな思い出が走馬灯のように、頭の中を駆け巡りました。
四人目
福井に住む大学時代の親友が電話をくれました。悲しいかな・・・当然話題は原発でした。
やっぱり避難の話になり、アパートを借りて置いてくれる話にまで進んだのですが・・・先ほども話したように、私たちには中々踏ん切る事ができないんです。
友の家でも良いとまで言ってくれているのですが、1日2日ならともかく避難生活を甘えるわけにはいきません。でもありがたいですよね・・・友・・・って。
若狭湾の原発がなかったら本当に良いところなんです、福井は。
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