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兄弟船

雑感

韓流を見ていたらこの時間になってしまいました。
本当に後を引き・・・切の良いところまで見ないと中々止めることができませんから、分かっていながらついついこの時間です。

私は人間も全くの【演歌】的なので、当然のように演歌が大好きです。下手ですがカラオケも、歌えと言われればイヤイヤですが歌うこともできます。

いつも歌うのは鳥羽一郎の【兄弟船】ですが・・・大好きな歌を今日聞けました。
鳥羽一郎が被災地を訪問して兄弟船を歌って、被災者を慰めたのです。

鳥羽一郎と言えば漁師をしていたほどですから、【海の男】です。その海の男が・・・被災した海で生きる人々のために歌った【兄弟船】。
みんなこらえきれず泣いていました。男も女も年よりも若い人も・・・。当然私も涙が止まりませんでした。

演歌とはこういう境遇で唄う歌なのだと、心の底から納得しました。被災した方々の心に確りと届いたようです。先日は長渕剛の自衛隊慰問がそうでした。

被災した方、自衛隊・・・いずれの皆さんも『解ってくれている人と出会えた』と実感できたのではないでしょうか。だからいっぱい涙が流せたのだと思います。
それに引き替え被災者の皆さんは一人として、菅にも枝野にも涙を流すことはありませんでした。

天皇・皇后両陛下がご訪問した時も、ほとんどの国民が感動と感謝の念を抱いたはずです。
ご高齢にもかかわらず冷たい体育館の床に膝を突かれ、一家族一家族丁寧に話をお聞きになられた姿勢には尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。まさしく自らお手本をお示しになられたのです。

一方でバカ首相はおざなりに回っていた心根を見透かされ、呼び止められて罵声を浴びせられる始末です。もともと比較するだけでも私は不敬ではありますが、両陛下の心の持ちようが全く違っていたことを私たちははっきり目撃したのでした。

人間とはやっぱり心のありようが、表面に出ますし行動に表れるものなのです。
売れない歌手すら心に届けと努力しているのに・・・禍の本人たちは数千万もの報酬を最後まで手放すことに抵抗しました。言いたくありませんが・・・持って生まれた人間性でしょう。

あまりにも両極端な人間を見てしまうと、演歌の世界には日本人の半分しか生きていない事がわかります。品性の問題は演歌の心でも如何ともし難いようです。

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