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新聞の社説から

雑感

明朝早く出発して岩手まで行ってきます。震災以降満足に声も聴いていませんから、母の顔を見ながら様子を見てきます。逆に幾つになっても私は息子ですから、顔を見れば安心してくれるかもしれません。少々旬を過ぎた息子ですけど・・・少々ではなく【大分】か。

途中で福島を通りますが、休憩しないで通り過ぎるつもりです。そこまで考えなくても・・・と思う方も当然いらっしゃるでしょうが、私は全く政府と東電を信用していませんので、誰が何と言おうと自分が信じる対応をしたいと思っています。

次から次と新たな事実が小出しに出てきます。疑心暗鬼になる心境をご理解ください。性格的に先回りして考える人間ですので・・・。政府の発表をそのまま信じられる方が、羨ましく感じています。

東京新聞の社説で【複合的な報道に努めたい】という内容がありました。どういうことか・・・要するに事実を途切れ途切れ断片的に報道すれば、読者は全体像をイメージしがたくなります。あってはならないが・・・意図的に実施すれば読者の考えや事実を曲げることもできるから、そうした報道姿勢は改めなければならない。と言っています。

読者が全体像を理解しやすいように、複合的・連続的な報道にすべきだというのです。
はたして今回の報道はどうだったのでしょう。少なくても政府の意図は断片的な事実の小出しでしたが、報道はそれを諌める内容であるべきでした。報道は国民の信頼と支持を得たのでしょうか。

実態は東京新聞が社説で反省の弁を述べるほどの、報道全体の問題となってしまいました。
何せ競争相手もない東電がテレビコマーシャルをするのは、こんな事故の際の【口止め料】代わりのばらまきです。とっ東京新聞は報じていますし、その費用は90億円だったと社長自身が国会で答弁しています。

一方で記者魂を失ったジャーナリストはどうでしょう。記者たちが飲み食いしたかどうかは判りませんが、政治家や学者、記者たちの接待費は年間20億円だったとか。
悔しいのは・・・この金で少なくても原発の周りの防潮堤だけでも対応していたら、体育館での土下座も必要なかったのに。

今日、新社長の会見がありました。『補償は国のご支援を受けて早急に対応します』って、冗談じゃありません・・・退職金や企業年金、保養所などの資産など自分の身を削ってからにしてもらいましょう。1~2年後に値上げして付けを国民に回してきますから、みなさんもっと声を上げましょう。

プランターのイチゴはたくさんの赤い実を付けています。全てプランターか発砲スチールですが30株ほどあります。こんな年に限って鈴なりです。

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