ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

おでこ

源流釣り

早朝の大町市は底冷えがするほど気温が低下。車の中なのに寒さに震えながら・・・それでも懸命に眠ろうと努力、3時間寒さに耐え5時にセットしたアラームで起こされました。寝ていたコンビニの駐車場から鹿島川に沿って走り、鹿島鑓登山口の大谷原に車を停める。

6時前には遡行を開始・・・本当に寒くて・・・ブルブル震えています。速乾性の半袖のTシャツ、その上にウールの長そでシャツ、ナイロン製のジャンバーを重ねて、さらに釣り用のベスト・・・これだけ身に着けて歩いているのに、汗の一滴も吹き出しません。

大谷原はすでに標高900㍍・・・目の前には爺ケ岳から鹿島鑓の稜線が朝日に輝いていました。熊に注意しながら上流へ・・・素人氏は時折ホイッスルを吹いています。
写真は鹿島鑓の稜線です

源流部にはナタメに導かれて進みます。ナタメ・・・は山の中で迷わないように職猟師や山菜採りなどが、立木の枝などを鉈(なた)でスパッと切り落としたもので、この目印が点々と続いて行きます。
写真中央が切り落とされた目印の枝・・・ナタメです。

釣り遡るとすぐに素人氏に10センチほどのチビイワナが飛びついてきました。私は今日は毛バリで挑戦しています。パターンがあわないのか素人氏が数匹釣り上げても、私の毛バリを追いかけてくる岩魚はいませんでした。

最近一気に年寄になり老眼で苦しむ私ですが、動体視力はまだまだ若いものに引けを取りません。水中を見るのは目だけで見るのではなく、イマジネーションを高めて雰囲気で見ることが重要なのです。そうすれば水中の岩魚の動性が見えてきます。

普通はここで安易に慣れた何時もの【餌釣り】に変更したくなるのですが、それをやっていては違った釣技の上達を図る事ができません。パターンを何度も変えて挑んだのですが、とうとう最後までイワナは来てくれなくて・・・おでこ。
でも今日はこれで充分でした。友といつものフィールドで一時を共有できただけで・・・。

写真の毛バリは本日のダメパターンです。寒さのせいで毛バリでは厳しいのか・・・それともパターンがあっていなかったのか・・・それだけはどうしても知りたいですが・・・釣りをやっている方、感想をお知らせください。

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