とにかく今日の暑さは空前絶後でした。3月の記録史上最高だったとか。我が地方は27℃って・・・歩いていて汗びっしょりでした。異常な気候なんでしょうね・・・あまり怖さへの自覚がありませんけど。
皆さん、いろんな事に感覚がマヒしていて・・・。福島第一原発が電源が喪失して、またぞろ冷温停止ができなくなったそうですが、マスコミの報道は実に淡々としていて怖さを感じる事はありません。
もちろんそれが狙いなのでしょうが・・・逆に最近は『正しく怖がる』事が大切だと学者たちが訴え始めました。
パニックになるから報道管制して・・・から、正しく情報を発信して正しく危機感を感じて貰って、正しく心と身辺の準備してもらう・・・と言う風に。先日の南海トラフの被害想定発表が、それの表れなのでしょう。
ところが東電や原発の問題だけは、相変わらず隠蔽体質で覆われています。国も規制庁もマスコミも、何より東電自身も・・・。日本を失わないとみんな気が付かないのでしょうね。
私には【一旦事故になったら、人間の英知で制御できないモノを、安全だと言える神経】が全く理解できないのですが・・・皆さんはやっぱり経済優先ですか?
2連覇していたWBCは準決勝で敗退。野球少年だったオジサンとしては、残念でなりません。結局【ドングリの背比べ】から、一歩抜け出す力と経験が足りなかったのだと思います。
選手もそうですが・・・監督・コーチもです。特に塁が詰まっているのに【行けたら行く】というサインは、私の野球感性からは絶対ありえません。あの重盗失敗は当然の帰結です。
2塁ランナーがスタートするかどうかを見極めて、内川がスタートすれば良かった・・・ってマスコミや素人連中が行ってます。野球を知らないキャスターは『選手間の連携が途切れた』なんて言ってますが、全く的外れで知らないにも程があります。
そういう論調の場合、『内川もプロなんだからスタートには、それぐらいの判断が欲しかった』と言うならまだ少しは許せます。少なくても『選手間の阿吽の呼吸』には置き換えないでください。
1塁ランナーが2塁ランナーがスタートするのを見てからスタートすれば、確実に2塁でアウトになります。野球を知らない人は【2塁ランナーを3塁で刺すために、キャッチャーは必ず3塁に送球する】と思っている発言なのです。
ところが良いキャッチャーはスタートの遅かった方を刺す送球をするんです。特にあのケースは日本は2点のビハインドで、相手は3塁に進んだランナーをかえされたとしても、まだ1点のリードを保てます。
確実にアウトを増やせて、日本の押せ押せリズムを途切れさせる事ができて、1点あげても2塁で刺す方が良かった場面でした。
巨人に森と言う名キャッチャーがいましたが、こんな重盗シーンで良く2塁に送球してランナーを刺したのでした。
それを知ってか知らずか・・・ともかく一生懸命に走った内川は少しも悪くありません。選手間の連携が悪かった訳ではなく、単に監督が野球を知らなかっただけなんです。
あのケースで『行けたら行け』なんてサインは素人の野球です。どうせ出すなら【きっちり重盗】のサイン。もちろんバッターが4番なんですから、動くべきではなかった・・・これはあくまで私見ですから、意見はあると思います。隙があれば当然狙った事は責められない。
話が長くなりましたが・・・野球オジサンとしては【素人監督を選んだのが最も残念】なんです。人柄は良いんですけどね。
次回から監督は【怖ーい奥さん】にもめげない人、ヤクザに脅されて1億円払える人・・・あまたいる中から【野球を知っている人】にしましょうね。
コメント