ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

久住山と大船山

百名山・九州

今、私は百名山の84座。この久住山が85座目になります。久住の名前はは面白い事に気が付きます。

このあたり一帯の山塊は【九重連山】と言い、その主峰が【久住山】なのです。どちらも『くじゅう』と読みます。面白いでしょう。

その他にも三俣山や岩井川山、そして私が今回最も挑みたかった山が花の百名山【大船山(だいせんざん)】など、登山の対象と出来る素晴らしい山が10座以上あります。

関東であえて似ている雰囲気の山を探すと、草津白根山でしょうか。しかし圧倒的にスケールが違います。それぞれの山が個性ある趣で、それはそれは素晴らしい山並みでした。
写真は久住山から【北千里浜】越しに望む【三俣山】です。

5月中旬以降山肌一面をピンクに覆い尽くす【ミヤマキリシマ】で、全国的に知られていて百名山としてもさることながら、ミヤマキリシマを見るために訪れる人が多いのです。

実際、物凄い数の木々が山肌を覆っていましたが、残念ながら蕾はまだまだ固い状況でした。写真は主峰久住山と山肌を覆うミヤマキリシマの灌木帯です。

久住山から縦走して大船山に向かう途中に、岩の上にゴリラが座っていてビックリ。

こんなのを見つけながら歩くのも、山歩きの楽しみの一つでもあります。ピークに立つことだけを目的に、急ぎ足でピークを極めるのも登山。

また【耳かきの先】程度の花の写真を撮ったりしながら、ゆっくり山歩きを楽しむのも登山。私が目指している【花の百名山完登】はそんな山旅です。ですから今回は【大船山】は絶対に欠かせなかったのです。今年初めての登山にしては辛すぎる山でしたけど。

写真は【坊ガツル】のキャンプ地から望む大船山です。良い山でしょう。ピークまでの斜面が如何にも辛そうに写っています。古い方ならご記憶と思いますが【坊ガツル賛歌】という歌がありましたが、その・・・坊ガツル・・・です。

風の吹きすさぶ【やまなみハイウェイ牧ノ戸駐車場】を7時半に出発し、大船山が13時半。6時間のすえのご褒美です。それはそれは素晴らしいロケーションでした。リンクにあるホームページの【百名山】のコンテンツでお楽しみください。

そこから更に2時間下り、法華院温泉山荘にバテバテの状態で辿りつきました。温泉は泉質的にイマイチでしたが、夕べ寝ていなかった分この日は個室で爆睡。

食事も疲れているのに喉を通りやすく工夫されていて、満足の85座目でした。

ケチャップ味で煮込んだハンバーグ、湯引きして油を落とした豚肉をごま風味のドレッシングで、そしてタラの芽の天ぷらなど・・・くどいような料理でありながら、年寄にもあっさり食べられてグッド。翌朝は早だちで食事ができず、作ってもらった弁当も冷たいのに美味しく食べられて・・・まあ泊った甲斐はありました。9.000円が惜しくありません。

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