えびの高原荘の夜には本当に驚かされました。とにかくあまりの無理が祟ったのでしょう。結果的には3日で4座登頂して、温泉は8湯、そして移動距離は測っていませんが相当な距離で、車中泊も拍車をかけたと思うのです。
それがえびの高原で一気に出たのでしょう。えびの高原荘のフロント前で、大の男が浴衣の前をはだけてのたうち回ったのですから。
でもスタッフの処置はまことに適切でした。私はスタッフが話すことを全部聞いていたので、苦しみながらも心強かったのです。そして落ち着いて部屋に戻る際にも『夜中でも調子が悪かったら早めに声をかけてくださいネ』と言ってくれました。
フロントに繋がる電話を、枕元に移して布団に入りました。ちょっとメールを打とうとしたのですが、みるみる体調がおかしくなって慌てて止めました。翌日は確り休養しよう・・・ときめました。
ところが出発前に相棒から『隼人にいい温泉がある』と言われていたので、やっぱり素通りはできませんでした。2湯も入ったんです。そこまで心臓に負担をかけて・・・何を考えているんだか。
知覧に向かう指宿ハイウエイは途中の三叉路で間違えて、時間と料金を無駄にして。やっとの思いで到着ですから、ちっとも休養になっていません。
とりあえず【武家屋敷】は端まで歩きました。700㍍あるそうですが、似た雰囲気が延々と続くので端まで行かなくても良かったかも・・・。
連休の最中ですから人がいないところを写そうと思って・・・結局、人が途切れる事はありません。食事ができるお店もキャパを超えていて・・・大分待ちそうです。
タクシーの運ちゃんに聞くと、空いてる店を教えてくれ・・・『美味しくないのでは意味が無い』と言うと『混んでる店と変わらない』と。そっちにしました。
100㌫そば粉・・・の蕎麦に期待が広がります。
いろいろセットで1.200円ぐらいしたかな~。イマイチでした。茹ですぎの感じです。蕎麦は何回かいろんな所で食べましたが、総じて茹ですぎの感じです。九州は柔らかいのが好まれるのでしょうか。
ここまで来たら【特攻平和会館】も欠かせませんでした。もの凄い観光客の数・・・ですが駐車場は直ぐ入れました。整理員が沢山いて、次々に空きスペースに誘導してくれるのです。
展示品があまりに多すぎて、とても1時間や2時間で見られるものではありません。展示品は最初のコーナーだけにして、あとは視聴覚室で放映されているビデオと語り部さんの話を聞きました。
視聴覚コーナーでは多くの方がビデオを見て涙を流していますが、泣いているのは大概男性です。男と女では感受性が・・・琴線に触れる場所が違うのだと思うのです。
未来の日本に期待を残して飛び立って行った若者たちの、本当の心根を知った気がします。
今の日本は・・・その方たちの想いを無駄にしています。日本を取り戻す・・・どこかで聞きましたか?
明日は指宿です。そして写真は特攻平和会館から一コマ。中は撮影できないので外のモニュメントです。
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