昨日からずいぶん下調べをして、今朝9時になると同時に幌尻山荘(実際には平取町山岳会)に電話を入れました。そしたら・・・もうお話し中。実は昨日も電話を入れたのですが午前中しか受付していませんでした。
昨日なんて12時01分なのに出て貰えませんでした。まあルールですから・・・とあきらめも着きます。
9時3分もお話し中。9時5分もお話し中。・・・・・・9時20分ごろになって、ホロホロ三世から電話です。そして『予約取れたよ』って。結局話し中の原因はホロホロ三世だったようです。
『簡単に取れたよ』って言うので、私も私の日程を取ろうと電話すると・・・今度は呼び出し音になっていて・・・やっぱりホロホロが原因。
私の予約も簡単に取れました。一人ではクマが怖くて・・・心細くて・・・私より足の遅い人か、弱い人か、美味しそうな人と一緒に行きたくて。
ここでは言えませんが・・・実はある作戦を立てています。幌尻岳って20回以上の渡床を繰り返すため、川が増水したら登山禁止なんです。北海道まで行ったら是が非でも登らずには帰れない覚悟を決めています。
ヒグマがいて、雨などの天候に左右されて、地元の街が地元の宿泊施設を使用させるために日帰りを難しくしていて・・・日本百名山の中でここが一番難しいと言われています。
300名山になると、もっと難しい山もあります。たとえば道が無いため雪が積もっている時だけ歩いて行ける山なんてのもあります。たしか『毛勝山』でしたか?
でもね・・・私に言わせたら『ヒグマはいないし人間の弄した策で行けない訳ではなく、それこそ天然の要害ですから納得ができる気がします。幌尻・・・登りやすくしたらもっと多くの人が来てくれるのでは・・・。町の活性化も進む気がします。
本当は現役の内にやっておくべきでした。私の場合は資金も体力も気力もなくなってから挑むので・・・それもファクターとして一番難しい要素に加わります。
もっと言えば視力も悪くなっているし、寝つきも悪い・・・いくらでもあります。私自身の手で一番難しい山にしてしまいました。しかも何と下手くそな企画・・・百名山中の北海道だけが残っています。
これから1か月・・・あれこれスケジュールを検討したり、シュミレーションしたり・・・楽しい1か月がおくれます。幌尻が無事に終われたら、百名山も目途が立ちます。
ホロホロからの連絡で『ゲートまで乗せてくれるシャトルバスは朝3時のがあるが、あえて7時の便にした』とか。よくよく聞くとヒグマが出たら3時の便に乗った人をクマが食べて、我々の時には満腹になっている・・・事を期待していました。
でもヒグマって餌を土の中に隠して、その餌を番している。人が来ると『その餌を狙って来たと思って襲う』らしいのです。
3時も7時もどっちもどっちかな・・・かなり【運否天賦】の世界で・・・運が悪かった・・・って諦められない。そんなにしても幌尻岳に行きたい人・・・いますか?
登山はまさに命がけ・・・なんです。
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