時間がある人は『天候が回復するまで待って登頂する』と言う人が多いと思います。ただ今回のケースは二日後でも三日後でも天候の回復は望めませんでした。流石にそこまで滞在を伸ばすことは性格的に不可能でした。
リフォームの業者がくることになっていて・・・しかしこれも妻が『対応するから良いよ』と言ってくれてはいました。だから最悪伸ばそうと思えば1日2日は伸ばせはしました。
ですが数日待ってもどうせ改善が見込めないなら、チケット代を無駄にしない日に登るのが最善策でした。
とにかく忙しくて・・・今日になって疲れがどっと出たようで、居眠りばかりしています。
急いで戻ったおかげで、リフォームに自分で立ち会う事ができました。最初から約束した価格の件でトラブルがあり、どうしても自分で確認しておきたかったのです。写真はリフォームの一コマで、床材を張直してます。
今日早速HISに行って悪天候による、飛行機欠航の払い戻し手続きをしてきました。悪天候でも必ず払い戻されるとは限らないと言われ、一瞬憮然としましたが払い戻される事になって一安心。
多分高速船トッピー代金8.200円にもならないほどだと思います。戻るのは5.000円ぐらいかな?
あのままモタモタしていて屋久島にもう一泊していたら、民宿でも5.000円はかかったと思うのでトントンの結果オーライでしょう。
プラス思考で・・・払い戻し分と、得をした民宿代金、それに和尚さんが出してくれたタクシー代・・・。もろもろ計算すると雨による損失は無かったと言えます。
マイナス思考では・・・十数万も払って雨の中を登山したのは大幅な損失ですから、絶対プラスにしか考えない事にします。
そしてその得した分で、強風で飛ばされたザックカバーも買ってきました。今シーズンは雨が多そうで、まだまだ山歩きが続くので必需品です。
島内観光と言えば・・・屋久杉でしょう、やっぱり。川上杉や紀元杉を雨の中で見てきました。縄文杉は残念ながらコースが違っていて、観られませんでした。
紀元杉だと2.000年とか。実際3.000年を観ていないので違いが判りませんが、写真で見ただけでも感動が違う気がします。1.000年の違いは、全く違うモノなのだと思います。やっぱり観て置けば良かったかなーーー。あとチャンスが無いのだから。
ガジュマル園も数か所にあって・・・志度子のを観てきました。クワ科の常緑高木で、枝から気根(きこん)というものを地面に向かって垂らします。それが地面に着いて根となって増えて行きます。
その気根が途中で【がんじがらめ】に絡み合っているところから、なまって【ガジュマル】になったという説があります。屋久島などは雨が多く、空中から酸素を取り込むために根を垂れ提げていると考えられています。
何か・・・ハブでも出て来そうで、ジャングルは良い気持ちではありません。屋久島にはハブはいませんので安心ですが、もっとも・・・あんな土砂降りでは生息しているはずのマムシさえ見ませんでした。生き物の世界は天候と違って平和な島のようです。
垂れさがっている気根です。
ガジュマルの木です。うっそうとしていて昼でも暗いジャングルです。
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