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屋久島観光Ⅱ

一日の余裕時間を有効に使うために島内観光に出る事にして、ホテルを8時ごろに出ました。屋久島には島を一周する外周道路があり、これに沿って観光するのも選択肢の一つです。

もう一つ大きな選択肢は荒川登山口から【ウイルソン株】や【縄文杉】を巡るトレッキング。世界遺産のルートですが、なにせ長時間の歩き。

これが可能なら山にも登れたことになるので、心がそれを許しませんでした。温泉や滝を巡って一日を有効に使うことにしたのですが、やっぱり世界遺産も見ておくべきだったかな・・・と後悔しています。

外周道路のドライブは永田から大川の滝までの区間の西部林道が、車の交叉ができないほど狭い。そこでレンタカー会社もホテルも・・・島中で観光客に【右回り(時計と反対回り)】を徹底しています。

ですから観光客同士が西部林道でバッティングする事は、ほとんどありません。ですが島民が栗生から永田に行くのにわざわざ右回りはしませんから、100㌣対向車が無いとは言えません。

また観光バスも入ってきます。そして【バスが優先】と暗黙のルールも説明されていますから、こちらがバックすることになります。実際私も観光バスと一回バッティングしました。

いつ岩が落ちてくるか判らないような岩壁に沿った狭い道。鬱蒼として昼なお暗い西部林道は、早く通り過ぎたい・・・でもそんな訳でスピードを出して走る事はできません。

昨日報告したガジュマル園を出て永田に向かうと、【ウミガメの産卵地】があります。砂浜に降りてみました。卵の殻が沢山砂浜に転がっていました。すでに孵化したのか、それとも何かにあらされたのか?

何気なく・・・駐車場の方を振り返ると、軽トラがトイレの陰に停まるのが見えました。観光客には見えないので気になり、直ぐに戻ってみました。するとこちらの様子を覗う様に停まっていた車が、慌てたように道にバックして走り去っていきました。

島中のあちこちに【車上狙いに注意】という看板があります。夢中になっていると思わぬ被害に会うかもしれません。西部林道方向に走り去ったので私と同じ方向。顔も見ていたので・・・その後軽トラを見つけながら走りましたが、その車には会えませんでした。

私の気のせいなら良いのですが。

西部林道の鬱蒼とした暗闇では、鹿が道に飛び出してきます。北海道ならこんなロケーションでヒグマが心配ですが、ここでは屋久鹿でした。平和です。

ほとんどが雄雌のつがいで歩いていて、実に頬ましい生態です。オスは小さい身体に、一丁前の立派な角を貯えています。

屋久鹿が小さいのは天敵が居らず、大きくなる必要が無いからと考えられています。なるほど・・・身体が大きくなればなるほど、沢山の餌が必要ですからネ。

栗生に近づくと屋久猿が集団で道を占拠していました。そこの脇をカッパを来た観光客が通り過ぎて行きました。

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