ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

玉川温泉湯治

玉川温泉

一昨年、雪崩が岩盤浴のテントを直撃し、数名の死傷者をだした玉川温泉の岩盤浴。その影響もあってかなり客が減っている様子。

更には前回の台風で崖崩れがあり、田沢湖からのルートが通行止め。この近辺の人たちが玉川に来るためには鹿角を廻らなければなりません。わざわざそんな遠回りをする人はおらず、客は比較的遠方の方ばかり。

ありがたい事に自炊部もガラガラの状態でした。いつもは炊事場が混雑していて長時間かかるニンニク卵黄作りは気を使うのですが、今回は気兼ねなくできました。2キロのニンニク卵黄を作ってきました。

自炊部の様子です。客が多いと・・・みんなが食材を廊下に置くので廊下は雑然としていますが、今回はご覧のとおり閑散としています。

元々私たちは事故の有ったテントでの岩盤浴はやりません。大自然を眺めながら秋空の下で寝転びました。ですが私は温めるのが悪いと言うので、妻だけが岩盤浴。

雲の様に白く見るのは噴気孔から噴き出している蒸気です。噴気孔はこんな感じで蒸気を放出しています。熱はおそらく数百度・・・一メートルぐらいの距離で・・・もし風向きが変わって浴びたら大やけどです。

こんなロケーションのところで思い思いに寝転びます。汗をかいて新陳代謝を促すのと、身体の芯から温まってきました。

前回の雪崩事故で環境省は、冬場のテントの使用を禁止しました。よく勘違いされますがあの岩盤テントは、玉川温泉のものではありません。良く調べもしないでマスコミは、事故の責任を玉川温泉に問うていました。

テントの清掃などを玉川温泉も加入している団体が、環境省から受託していますから責任があるとすればその程度。環境省も使用料を取っている訳でもなく、直接的な管理責任はそれほど大きいモノとは思えません。

結局は岩盤テント使用者の自己責任・・・の話でしょう、きっと。裁判になっているとは聞きません。夏場だって大きい岩がいつ落ちてくるか・・・斜面の上を見ながら寝転んでいるのです。

その岩盤浴・・・冬にできなければ玉川温泉は冬場を休業しなければなりません。そこで屋内岩盤浴場を新たに作りました。大自然の中のようにはいきませんが、話のネタに一遍経験してきました。

床下に高温の温泉を流して、石を熱くしてその上に寝転んでいます。結構いい汗がかけました。尾てい骨の痛みがぶり返していますが、岩盤のせいなのか・・・?

秋田往復の長時間運転の影響も捨てきれません。

噴気孔です。黄色く見えるのは硫黄です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました