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和田峠

中山道

中山道をすでに京都まで進んでしまったのに、僅かにこの・・・和田峠だけを残していました。京都にゴールするのを迷ったのは、この区間を先に終えたかったことも原因でした。

11月中には終えたかったのに、どうにも坐骨神経痛と膝痛が酷くてここまで手つかず。とうとう今日我慢できず、出かけてみました。

和田峠って何処?・・・長和町から下諏訪に超える・・・美ヶ原と言った方がなじみ深いかもしれませんが、そこへ続くビーナスラインを皆さんも一度は走行したことがあると思います。

私は若いころに釣りで依田川の源流等を歩いてましたから、この峠は数十回通っています。しかし・・・歩く事になるとは!!

計画としては・・・和田峠の最高点近くに【東餅屋】という、当時からの茶店があります。そこまで一旦車で自転車を運び上げ、自転車をデポしたら和田宿まで車で戻り歩き出すつもり。

ところが東餅屋に着くと雪がチラチラ落ちてくる天候。風が冷たい・・・風邪を家に持ち帰る訳にはいかず・・・迷いました。標高1.500㍍に近いですから、この時季当然と言えば当然。

来る途中に蓼科方向から見ても、和田峠付近は山肌が白くなっていました。
峠の入り口【男女倉口】の気温は2度でしたから、和田峠頂上は氷点下だったと思います。

今回は和田峠を完全踏破を諦め、和田宿から取りあえず男女倉口までとして、その後の天候次第で接待茶屋までと決めました。

本陣からスタート。数年前に・・・ここの広場でUターンしようとして、背の低いポットに思いっきり激突、車を大破させてしまいました。低い車止めは見えないので要注意。保険屋に電話すると・・・免責が10万円も着いていてガッカリ。

何時もはゼロで契約していたのに、この年だけ何故10万も免責を着けたのか・・・間が悪いたらありゃしない。

途中の大出地区で鹿が人家のゴミをあさっていました。私が近づいても全く逃げる素振り無し。可愛い顔をしているのに、厄介者で困ったものです。

途中で相棒から電話・・・遊びに行く・・・って。今日は残念でした。どうせ完全踏破ができないなら、こんな厳しい気候条件の時に無理しなくても・・・。相棒とコタツでDVDでも良かった。

写真は今日のほぼ中間点にある【唐沢の一里塚】です。江戸から数えて51番目の一里塚です。中山道は600㌔ですから、この地点がほぼ3分の一踏破したことになります。雰囲気を感じてもらいたくてアップしました。中山道歩きってこんな感じです。

男女倉口から和田宿までは自転車が勝手に下ってくれます。車に戻って昼食を摂って、今度は接待茶屋に車を置いて、自転車で男女倉口に下って歩くつもりでしたが・・・何ともハンターらしい車が10台もあちこちに駐車。

こんな日に黒のフリースと黒のパンツで歩いていると・・・【誤射】なんて、シャレにもなりません。考えると怖くなって・・・ハンターのいない時季・・・来年の春に延期しました。

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