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北海道百名山の旅 斜里岳Ⅱ

百名山・北海道

てっきり上二股まで行くと沢歩きは終わると思っていたのに、それからもしばらく沢は続きました。

そして突き抜けて南斜里岳の勇姿が望める所で沢がやっと終わりました。沢に入ってから2時間半になろうとしていました。

更に稜線までは胸突き八丁の登りで青息吐息。分岐まで登ってやっと・・・やっと解放された感じです。

更にキツイ登りが続くと思っていたので、この分岐でバナナとエネルギージェルを補給。そしていよいよ最後の登り・・・と勢い込んで。

ところがピークを一つ乗り越すと、直ぐに【馬の背】と呼ばれる痩せてザレたコルがあり、その先は一気に頂上でした。分岐からは20分程でしょうか。

何時もの通り眺望が無い山頂・・・99座目も歓迎してくれていないようでした。ですが・・・とうとうここまで来ました。北海道を制覇し・・・残すは【光岳】一座です。

山頂ではいつしか昨日からのメンバーが集結し、みんな顔見知りなので会話も弾みます。それぞれが食事タイム。硫黄岳、札幌、広島・・・下山にかかるとヘルメットのご夫婦。

私は札幌と相談がまとまっていて【新道コース】を帰る事になってました。そしたら広島も一緒に・・・と言っていたのですが。

上二股に着くと広島は、沢を下る事に変更して別れる事に。

新道コースは下りとは言いながらほとんど登り返しのようなコースです。尾根筋をたどって・・・下る感覚はありません。

遠く左手には摩周岳が望めました。自信は無かったのですが摩周湖らしき水面が見えたの、そう確信したのでした。

熊見峠に到着。熊見と言うからにはこのあたりから見下ろすと、クマが見えたのでしょうか?
今日は見えていません。

ここからがやっと下りに入ったと実感できます。かなり急な下りで膝が痛くなりそうな斜面。後で知ったのですが・・・クラブツーリズムの一人が、この日ここで滑落して怪我をしたそうです。

札幌と二人で歩いていると心強くて、多分本当にクマが出て来ても大丈夫だったと思います。
帰路も往路と変わらずに3時間ほどかかりました。

清岳荘に無事に到着。羅臼岳から一緒の岩見沢観光バスの運ちゃんと話すと、翌日は雌阿寒岳とか・・・明日もあえそうです。

実際、翌日オンネトーで会って、コーヒーを御馳走しながら事故の話を聞いたんです。
事故の当事者の山形の女性も、一緒にキャンピングカーでコーヒータイム。初めてキャンピングカーに入ったと喜んでくれました。

札幌にお礼を言ってお別れ・・・足寄から高速に乗って帰るそうです。私は弟子屈を目指します。

この段階では・・・まだ雄阿寒に登るつもりでいたのです。今日の泊りは雌阿寒温泉の駐車場。

その前に食料の調達やお風呂に入って、さらには洗濯もしなければ・・・。とりあえず川湯でお風呂に入ります。

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