想像した通り・・・朝から太ももやふくらはぎの筋肉痛で苦しんでます。ストックを使った腕にもそうとうのプレッシャーがあったようで、上腕二頭筋までもが筋肉痛です。
全く自分で自分の思う方向にまっすぐ進めない・・・よろけて手で支えようとすると腕が痛い。
年を重ねてくると・・・無理がたたる事が顕著に解ります。でも自然が相手ですから、一旦山に登り始めたら途中で調整したりできるものではありません。
登山の翌日・・・家に帰って辛かったら・・・自然に山から足が遠のき、山を止める様になるでしょう。まだほんの少しだけ・・・行きたいという意欲の方が勝っている気がします。
気力が残っている間に光岳に登らないと、【99名山】で終わる危険もあります。
ところで昨日の男体山・・・下山したら震度5弱の地震でした。あの斜面で石が転がり落ちたら、大変な事になってました。早く下山してよかったです。
10年ほど前の中越地震の日も磐梯山に登ってました。地震には縁がありそうです。
話がそれますが、あの中越地震の日に沢に入っていた渓流釣り師が何人か、只見川流域で行方が分からなくなっています。
多分地震による土砂崩れなどの被害に会われたと思うのです。
だから山行中の地震は・・・決して杞憂ではないんですよ!
4合目までは普通の山と同じ・・・この程度の辛さはどの山に登ったとしても同じだ・・・と思ってました。
とにかく辛い登りが続きほとんどの方が顎を出してました。私も顎を出す寸前まで痛めつけられました。
富士山の測候所に登る馬の背の急登・・・また最近では利尻岳の九合目から・・・あのクラスの厳しさです。
それを2往復した老人がいたのですから・・・呆れます。私を2合目あたりで追い越し、私が九合目に達した時にすれ違いました。
『早いですね』ておだてたつもりでしたが、『あと一回来るので・・・』と軽口を。
ふざけた爺だ!
と思っていたら・・・私が5合目まで下山した時に、登ってくる爺さんとすれ違いました。茫然。何を考えているんだか・・・。
肝心の登山です。神社から山頂は望めませんでした。眺望は諦めていたのですが、山頂では青空がのぞいていました。
山頂の大きな剣もピカピカ光る新しいものになってました。
中禅寺湖を見下ろすと・・・たまたま雲海の切れ間から湖が見え、遊覧船が湖上に白く輝いていました。
このように厳しい山には、よく丁石や合目が表示されています。喘ぎ喘ぎ登っていくと、この〇合目という表示に大いに力づけられ・・・ありがたい。
途切れそうな根性を・・・再び奮い立たせて山頂を目指すんです。
男体山登山ですが詳しくはホームページにアップします。
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