連日の片づけは、今日からついに趣味の領域に入りました。
私の山歩きは元来が山釣りから始まったものです。沢を遡って行くと終いには山の中腹まで登る事になるので、登山をやっている訳ではないのにかなりの登山道を歩いていました。
今でこそ山が本職になっていますが、スタートは沢師ですから沢を歩くのは【水を得た魚】の感さえあります。
若いころ・・・自分では【カワセミの化身】とさえ思っていました。
そんな昔を思い出しながら沢の道具を整理したのですが、竿を確認して愕然としてしまいました。
勿論、忘れていただけですが・・・ほとんどの竿が壊れたまま放置されていて。
竿と言えば釣り師にとっては【武士の刀】に匹敵するもの。言い換えれば【魂】でもありますが、その魂が・・・。
穂先が折れたままだったり、手尻が割れていたり・・・十数本ある竿のうち、明日にもまともに使える状態は1本だけでした。
本流で使う9メートルもある振出の竿と、テンカラ竿が2本かろうじて使えますが・・・。
私のフィールドである沢で使えるのは1本ですから、来年の素人氏との釣りまでに直して置かないと。
魂ともいうべき道具も満足に管理できなくなったら、そろそろ引退すべきでしょうか?
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