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岩盤浴

玉川温泉

今日は玉川温泉の岩盤浴ついて書いてみます。何故私たちが玉川温泉に行くのか!

この場所には【北投石】と呼ばれる世界に2か所でしか発見されていない、放射線の一種ラジウムの鉱石が埋蔵されています。

長くなりますが・・・台湾の北投温泉で最初に発見されたためこの名前が付けられました。

この石を割ってみるとラジウムの層が何層にも重なっていて・・・したがって見ればすぐにその石と解りますが、現在は見える所には残っていません。

盗掘されてあちこちに無残な穴が開いています。そんな場所だと記憶してください。

玉川の岩盤の線量は3μシーベルトから5μシーベルトぐらいと思います。一般の市街地で0.1μシーベルト・・・福島の事故後の埼玉の線量が多い場所で0.3μシーベルトと思いますので、玉川はその10倍は最低でもあると言う事です。(お湯の中はそれよりかなり少ない)

大きくまとめると・・・玉川温泉の岩盤浴に3つの方法と期待する効果があげられます。いずれも私の勝手な解釈ですから、効果が無かったとしても責任は負えません。

まずは・・・温泉水にラジウムが含まれている事を頭に入れてください。その上で初めて理解していただけるのです。

玉川温泉の源泉は大噴(おおぶき)と呼ばれ、毎分9.000リットルの湧出量を誇り川のようにお湯が流れてます。湯温は99℃でラジウムを含んだ水蒸気があたり一面を覆っています。

川のように流れるお湯です。たまにこのお湯に落ちて亡くなる方がいます。薄緑色に見えるのが川のように流れるお湯です。

大気の流れは旅館の中にも漂い、部屋に置いてある財布の中の小銭が変色するほどです。

また温泉水の中に包丁などを浸けておくと、ボロボロに溶けて跡形もなくなる酸性度です。pH1.1は日本一の強酸性で、温泉に浸かると言うよりは塩酸に浸かると言う方が適切でしょう。

上がり湯で大事な所などをしっかり洗わないと、あとあと大変な事になるほどのお湯です。

このお湯が東洋医学で言う【ツボ】を刺激して代謝を促し、細胞の一つ一つに作用しまた白血球などにも影響を与えて【免疫力】が向上する・・・と私は考えるのです。

いつも病院で調べて貰っているTLC・・・妻のそれは湯治を止めた3年前から数値が下がり始めました。

玉川に行かなくなっての効果が薄れてしまったように、数値の変化は全くリンクしているのです。

さてお湯の効能は理解して頂けたと思いますが・・・岩盤浴は

まず一つ目・・・源泉の大噴の脇にみんな寝転んでいます。そして大噴から流れるラジウムを含んだ水蒸気を吸い込んでいるのです。この状態では化学的には【ラドン】と呼ぶのかもしれません。

写真は大噴脇の遊歩道に寝転ぶ湯治客、この水蒸気を吸い込んで治療効果を期待する人です。

水蒸気の量・・・凄いでしょう。おもに肺を患った方(肺がん)、食道がんの方などがこの場所で岩盤浴をします。

当然、地面は地熱で暖かく、気持ちよく寝ている方も居ます。がっ精々1時間の岩盤浴で次の人に譲るのが玉川では暗黙のルールです。

自分だけ直る・・・なんてことはありませんから、譲り合ってみんな元気になりたいものです。
残り二つのタイプの岩盤浴は明日です。

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