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塩釜市が控訴

雑感

毎日同じことを書いているとくどくなりますから、詳しくは後日アップしたいと思いますが・・・。

とりあえず私の意見を少しだけ。

市長は判決理由に納得できない事があって控訴すると。その内容とは現場の教師が悪いと言う責任を負わせられないと言ってます。

これは全くの事実誤認で、判決は現場の教師だけが悪いとは言ってませんし、私も思っていません。

確かに・・・地震に対するだけの避難行動ではなかったか・・・現場教員の意識の中から津波への対応が欠落していた疑いがあります。

そして広報で知ってから、7分後に津波が襲来したのですが。

ここに現場教員の危機意識欠如があったかもしれません。非難されるとしたらそれだけです。

市長は事実を矮小化して、あるいは責任を現場に転嫁して焦点をずらしています。

あの日、現場の教師が避難を躊躇したのは何故だったのか。もし何も起きなかったら、上部組織から非難されることを心配したのではないか?

近くに1・2分で登れる山があったのに、避難場所が堤防というマニアルは事前に検証されていたのか。

問題は昨日も言いましたが、無条件に・・・反射的に子供の安全を優先させる意識風土が釜石のように塩釜市にもあれば・・・と問いたいのです。

それを普段から培うべき行政や教育委員会の責任が大きいと言っているのであって、現場の教師の責任だとは言っていません。

これを控訴したと言うことは、事前のマニアル等の整備や、当日の避難方法に過失は無かったと主張しているのです。

塩釜市が誤りを認めず確り検証し直さないと言うことは・・・この市長が市長でいる限り、塩釜の悲劇はまた繰り返されるでしょう。

市長は就任2年目の事故ですから、選択肢は沢山あったはずです。組織防衛・責任逃れの役人の盾になるのか、二度と同じ過ちを犯さないためにリーダーシップを発揮するべきだったのか。

引き返せない選択をしてしまいましたね。

亡くなられた三笠宮さまが言ってました。戦争の罪悪性をしっかり認識していなかったと。

勇気ある宮様ならではの発言です。

一方で・・・市長さん。組織防衛や責任逃れの片棒を担ぐ罪悪性は認識できなかったようです。

比べるべくもなく・・・器が違いました。三笠宮さまに対する不敬罪でした。お詫び申し上げます。

今日はここまでにしておきます。

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