先日、相棒が来たとき、運転免許証を返納したと言ってました。
我が家でも昨年、妻が書き換えの時に返納すると一旦は決まりましたが、次は欲しいと思っても絶対取れないから勿体ない・・・と安全委員会で言われて更新しました。
そこで私はどうしようか?
75歳までかな・・・と腹を固めていたのですが。
もともと私たち夫婦は買い物などには、ほとんど車を使いません。歩くのが基本です。
最近、あっちでもこっちでも「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」が起きてます。
何時か自分にも起きる可能性が・・・できるだけ早く返納したいものです。
山登りのためのアクセス手段としての必要を捨てきれないので、山を辞めたら直ぐに返納でしょう。
歩いていたら歩道の真ん中におばあさんが座り込んで・・・一瞬体調が悪くて倒れているのかと。
良く見ると満足に歩けそうにないおばあさんを、やせ細ってヨボヨボな感じのおじいさんが懸命に立たせようとしています。
しかしおじいさんの力ではおばあさんを、立ち上がらせることはできませんでした。
状況が解らないので近づいて・・・体調が悪いのか・・・とききました。
そしたらおじいさん・・・疲れて歩きたくないと言って動かないから立たせようとしている・・・と。
どうも少し痴呆気味のおばあさんを散歩させている様子。
おじいさんの献身的な介護と思います。
若い人たちが数人集まってきて、おじいさんにどうすればいいか聞いてます。
若い男女が手伝って、通行人と接触などが無いようにしてあげてました。
まあ、この状態では車があっても無くても・・・おじいさん一人の力で介護は無理です。
本来国の責任で老後があるのですが、今の日本はむしろ家族にしわ寄せする制度改悪を繰り返しています。
まさに今日の光景は老老介護の典型でした。近い将来我が家もそうなります。いや、どこの家でもそうなる可能性がありますよね。
出来るだけ家族に迷惑かけないようにぽっくり逝きたい・・・こんな事を考えなければならない日本の現実は・・・やはり貧しいとしか言いようがない。
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