寂しさ、怖さに一人で耐えた翌朝、明るくなったころに一台の車が来ました。
昨夜の内に来てくれればいいのに・・・と少し思いました。
さっさと準備して出発していきました。
私はそれから朝ご飯を食べて、6時に出発。
ところが・・・何と、河原の坊からのコースは崩落があって通行止め。
前回はこのコースを登っているので、そもそもどっちのコースを登ろうかと迷ってはいたのでしたが・・・。
迷う必要が無く・・・小田越から登るしかありません。
小田越には駐車施設は無いと書いてあるので、歩き始めました。地図には40分とあります。
ところで早池峰は環境保護のために、トイレシートを持参しなければなりません。
最近では利尻岳や斜里岳がそうでした。
前回の早池峰は違っていましたが、今回はそう変更になっているとネットで調べていたのでシートは持参していました。
利尻にもありましたが、使用したシートの回収ボックスです。
これだったら協力者も増えると思うのです。
最近は早池峰も休日は途中で通行止めにして、シャトルバスでの送迎に変わってます。
これは地元自治体の大きな収入源になりそうです。尾瀬や秋田駒、乗鞍、木曽駒、そして南アのほとんどがそうです。
幌尻岳や北アの上高地も・・・数えればもっとあるかもしれません。
富士山は入山料が発生しますし、登山ブームの今が稼ぎ時ですね。
そして・・・システムとしては賛成でもありますから、協力は惜しみません。
小田越を目指して歩いていると、5台ほどの車に追い抜かれました。
地元の人は小田越に数台は駐車できるのを知っているようです。
が、私は知っていたとしても、多分車は河原の坊に置いたと思うのです。
車を持ち込まないで・・・と言うのは自治体の収入を得る手段ではなく、環境保護のためと思っているから。
そして、何より歩きたくて山に来てますから・・・歩きます。
小田越には仮設トイレが10台ほどあって、泊る事も可能だと判りました。
実際、夕べは3台泊っていたと山頂で出会った方が話してました。
既に私の前を10人以上が歩いているので、クマの心配は多分なかったと思いますが、折角クマよけを置いていてくれるので、その場所その場所で思いっきり叩きながら進みました。
クマよけの缶です。
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