八ヶ岳が本当に大好きです。
これまでの私の山人生で・・・北アルプスという山域で見ると30回の山行。
八ヶ岳という山域では、それに次いで20回を超えていると思います。
北アルプスは百名山が中心の山行ですが、八ヶ岳は天狗だとか縞枯だとかむしろ百名山とは言えない山が中心。
北アルプスのように岩場のダイナミックな山も良いでしょうが、私はむしろ水があって木があって花があって・・・の山が好きなんです。
八ヶ岳はどの山に登ろうとも、こんなロケーションの中を登るんです。
だから・・・雨も緑を際立たせてくれて・・・訪れる人が多いのでしょうね。
今回の山行。
麦草峠からとりあえず縞枯山をめざしました。とりあえず茶臼への厳しい登り。
ですが短いスパンで救われます。
1時間半で鉄人さんや相棒と15年前に登った縞枯山に登頂。
雨は先ほどより小ぶりなので、そのまま北横岳をめざしました。
坪庭というロープウェイから直ぐ近くの、自然の造形を楽しみながら進みます。
そして麦草峠から3時間で北横岳に登頂。これで北八全体は一本の線で繋がったはず。
ところが何となく去年登頂した北横岳の雰囲気ではない。
ふと・・・気が付きました。「ここは北横岳、南峰です」との表示。
とすると北峰もあるの? 地図を確認するとこの場所より8㍍高い地点が表示されていて。
北峰を確認せずにはいられません。標柱の矢印方向に100㍍ほど進むと・・・ありました。
私が昨年タッチした標柱に間違いないし、石碑も覚えていました。
何かの記念碑があったはずでした。南峰にはそれが無くて、雰囲気が違ったんです。
そして北峰の標柱には、南峰の事が書いてないのです。
南峰の標柱には北峰が確り表示されているので、気が付くことができました。
この僅か100㍍のために、赤い一本の線は途切れてしまうところでした。
気が付いて・・・返す返すもラッキーです。
途切れていたら・・・性格上、もう一度来ることになったと思うのです。
時間も経費も限られている年寄には・・・それは厳しい。
そんな時間と経費があるなら・・・次に向かわないといけません。
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