確かにあれを見たら・・・なぜ止めさせなかったか・・・という感情は理解できます。
私が監督だったら選手の将来を考えて止めます・・・が、選手だったら続けたいと思いますし、止めないでくれと懇願してでも這い続けます。
協会役員は何の権限も責任も無いのに・・・いや、あるかもしれないけど、持ち合わせていないのにと言い換えます・・・止められるはずがありません。
あそこで協会役員が止めていたら、選手は二度と選手として頑張れなかったと思います。
選手の将来って何ですか? 選手として戦い続けたい・・・選手としての人生を送りたい等々全て本人の意思であるべきです。
選手は骨折だと解ったはずです。そして二度と選手として走れないかもしれないと、這っている間に思ったかもしれません。
足がダメになっても・・・それでも繋ごうと決めて這ったんです。選手が自分で将来をかけて決めたんです。
骨折した足はもう自分のものではない程の感覚だったでしょう。
それでも仲間にタスキをつなごうとした精神力を褒めたいと思うし、怪我を完治させて再びコースを走る姿が見たいものです。応援してるよ。立派だった。
彼女の今後の人生のためにも、大会側が止めなくて良かった!
岩谷産業は大会の運営を「遺憾だ」とのコメントを出しましたが、それは違うでしょう。
確かに伝達がスムーズに行われなかったことは、大会側も今後改善すべきです。
がっ、全てを想定していなかった大会側を責めるなら、それは天に唾をするようなもので、全てを想定した上で大会に参加するべきだった岩谷にも責任はあります。
選手に・・・ダメだと思うような怪我をしたらそれ以上走るな・・・と事前に言うべきでは。
置き換えたら・・・立場が変わったら・・・無茶な話でしょう。
だからこの議論は立場立場で違ってくる・・・水掛け論なんですよ。
あのコメントは「監督や会社が走らせたわけではないですよ」という世論へのメッセージなんです。みっともない。
スポーツチームを持つ資格なしです。いちいち世論に左右されるんじゃないよ。
チームを所有して選手を抱え、大会に参加したら・・・リスクはあるんです。
選手が犯罪を犯すことだってあるし、それは社員を雇用するのと変わらないリスクなんです。
あんなにまで頑張ってタスキを繋いでくれた。ありがとう。どうか一日も早く怪我を直して、またみんなで頑張ろう。と言ってほしかった。
その方が好感度上がりませんか?
しかし、一方であのトップで走っていた選手の脱水症状は素人の私が見ても解りました。
あれはドクターストップで良かったでしょうね。危ない状況が長時間続きましたから。
今後の運営にに活かすべきと思います。
とどのつまりは功を狙うあまり、経験が少ない選手をリスクを想定しないで使う監督の責任が大きく、ひいては企業の体質が出る話だと思います。
日大や至學館大と関西学院の違い・・・を思い出しました。
責任者は監督・コーチに丸投げではダメなんですよ。確り見ていないと。
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