火災保険に加入していて・・・雷で壊れた電動シャッターのモーター修理費用16万円が保障される事になりました。
今日、保険屋さんが来てくれて申請書を提出。なんとか一安心です。
色んな所でいろんな被害が出てますから、雷被害は保証しません・・・なんて言われたら困りますから。
さて表題の金峯山寺。道の駅大宇陀からは30分程度で行けます。
少し道に迷いながら吉野山に狭い道を車で登って行きました。
そして黒門を過ぎて二王門の脇をすり抜けて進みましたが、車が停られそうな所はありません。
門前町が続いていますから、すれ違いさえ困難なのです。
二王門の脇が広くなっているので「そこに停めろ」と言ってくれる人も居ましたが、さすがに自分勝手な事ははばかられました。
一旦また下って1㌔ほど離れた無料駐車場に止めました。
そこから二人で歩いて向かいました。まあゆっくり歩いて20分から30分程度。
車の心配をするよりは、歩いて向かって正解でした。
金峯山寺とは金峰山修験本宗の本山で、修験者のメッカと言えます。
御本尊は蔵王権現で、開基は役小角。
そもそも吉野山と言えば桜の名所で、豊臣秀吉が花見の宴を催したと歴史にあります。
その1.000本桜で有名な吉野山から二十数キロ続き、大峯山系に位置する山上が岳などを含めた山岳霊場の総称が「金峯山」なのです。
その山岳霊場は熊野本宮大社まで80㌔にもおよび、「熊野奥駈」という峰入修業が行われていて、一般の方も申込みで参加できます。
一般の登山者のコースとしては7泊から要する長大なコースです。
がっ、この荒行・・・最近はつとに人気が高くて、抽選で当らないといけません。
狭き門なのです。世界遺産の熊野古道を巡るのですから霊験あらたかで、腹の黒い人もまっとうな人間に慣れるのでしょう。
私も若いころ・・・と言っても20年ほど前ですが申し込んだことがあります。
この修行の出発地が金峯山寺でもあります。
熊野古道とそれに関連する金峯山寺を含めた宗教文化が世界遺産なのです。
駐車場から歩いて行くと途中にケーブルカーの駅があり、アクセスは車より楽かもしれません。
最初の黒門をくぐります。この門は金峯山寺の門と言うよりは、吉野山一帯の総門という方が適切と思います。
そして金峯山寺の二王門・・・改修中で覆われてましたが、仁王様は見る事ができました。
これ国宝です。
そして同じく国宝の蔵王堂(本堂)。国宝としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさです。
この一帯の宗教文化は熊野古道を歩くなどしないと、その神髄に触れる事は無理だと思います。
世界遺産として登録されるほどの壮大な文化のスケールは、ただ金峯山寺にお参りしただけでは理解できないのです。
まだ歩ける年齢の内に一度奥駈道を旅してみたいですね!
奈良までの往復と7泊から8泊のコースですから、半月は時間が必要です。
家族の理解と協力が無いと達成はできませんね。
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