このところの安倍さんがらみの諸問題は私がコメントする必要もない程、マスコミも国民も黒だと確信している。
でも数が足りないから、シラを切り通されても何ともできない。
それをいいことに・・・マスコミも役人も・・・すり寄る輩が得をする。
政治には腹が立ってもコメントしない方針ですが、あまりにも政権の力を笠に着た木端役人に我慢が出来ないのが・・・今日のコメントです。
厚生労働省の次官と女性技術審議官(?)が、京都に公費で不倫旅行したと報道されています。
あくまで報道ですから真偽のほどは解りませんが、古人は「火の無い所に煙は立たない」と言いますから、皆さんはどう受け止めましたか。
まあ…公費でと言うところは引っかかりますが、爺さんと婆さんが道ならぬ老いらくの恋をしてもむしろ羨ましいぐらいです。
が、問題なのはそこではありません。
この女性技術審議官は、あの京都大の中山教授に「補助金は私の一存でどうにでもなる」と政権の後ろ盾を笠に着て恫喝したのだそうです。
確かにIPS細胞関連の補助金は一度カットされました。
が、この不倫報道があってからかその前なのかは解りませんが、再び補助金は交付されることに。
この研究はノーベル賞で知られましたが、世界が実用化に向かって覇を競っている最中。
医療の進歩にも貢献するのは当然ながら、この技術を世界に先駆けて実用化したら莫大な国益をもたらします。
一時も休むことなく開発競争にまい進しなければならない時に、この女性はヒステリックに補助金をカットしようとしたのです。
補助金は国民の税金から賄われており、決定過程も透明性を持って行われるべきものです。
それをこの女性の一存で左右されてしまう日本で良いのですか?
ヒステリックに女性の一存で補助金が打ち切られ、国際間競争に敗れて国益が損なわれて良いのですか?
安倍さんの事ですから、この問題が大きくなる前に補助金を復活させて中山教授を黙らせようとしたのでは・・・とゲスな私は勘繰るのです。
こんな事があちこちにあるから・・・政権のタガが緩んで堕落していると言われるんです。
もっと問題なのは…官房長官発言。
公費による不倫出張は・・・公私の区別をしっかり分けており問題にはならない・・・とか。
安倍政権では・・・不適切な関係の男女が公費で出張しても問題はない・・・と。
不倫を奨励するかのような扱い・・・羨ましいので私も小沢党をやめて安倍政権を支持しよう。
いつか・・・おこぼれにあずかるかも。
安倍政権では何を勘違いしているのかたかだか審議官ですら、政権の力の使い方を知っていて、国益を損ねる大事も平気で実行できる。
こんな事が起きるとは、内閣の目が行き届いていないとしか思えませんね。
何でもかんでも否定すればいいというものではないでしょう・・・菅さん。
叱るところは叱ったり、詫びる時は詫びる姿勢でないと・・・。
泣いて馬謖(バショク)を切る・・・この女性審議官にはこんな処分が必要でしょう。
政治にコメントしないと言いながら、ついつい愚痴が。
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