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廃炉

雑感

震災から10年。一つの区切りと言ってはいけないと思うのです。

なぜなら何にも変わっていないから。

特に原発は大きな禍根をのこして、今も住民の故郷への帰還を阻止しています。

3.11特集的な報道がここ数日で沢山ありました。

その中で気になったのが廃炉についての報道特集。

かなり難しい作業の実態を報道するのは良いですが、その最後の結びが。

国民がみんなで考えなくてはいけない・・・と言う提起。

なぜかいつの間にか国民みんなの肩に、責任がのしかかっています。

冗談じゃない・・・と思いませんか?

そもそも私は原発に反対でした。

なぜかな今回のようにひとたびアクシデントが発生したら、人間の力ではどうすることもできない・・・怪物を飼うようなものだから。

こんな問題と直面していてなお、原発を稼働させようとする勢力って何なんだろう。

まあそれは置いといて・・・そもそも論として原発政策への賛成か反対かの国民の意志を問うたことはありません。

勝手に始めておいて、あたかも国民が推進したようなニュアンスは全くすじ違い。

始めた以上は安全対策を講じる責任があったのに、東電は放置しました。

想定外の津波と逃げていますが、この津波と被害想定は国会でも議論されていて明らかに予測できました。

第一義的には東電が100パーセントの安全対策責任がありました。

そして国策として始めた以上は経産省とその折々の為政者の責任でもあります。

そして機能すべきだった原子力安全委員会など御用機関の責任も重大。

そうした政策をチェックすることなく放置したマスコミの責任も重大。

原発の関連企業と従業員も、安全な施設運営と想定された被害の対応策実現に努力すべきでした。

そして言いたくはありませんが・・・原発によって経済的な恩恵を受けた地域と住民。

以上の方々で廃炉について検討していただければいいのではないか。

いまさら国民を巻き込んで、あたかも責任の一部を担わせるのは反対です。

ぜひ今述べた関連の方々で解決してほしい。

作業員が居なかったら、その皆さんが現場を経験してもいいのではないか!

始めるときに相談もされていないのに、トラブル処理だけ一緒に考えて・・・と言われても素直にはなれませんよ。

話変わって、積水ハウスとのトラブルをアップしていたホロホロのブログが、接続拒否されて1週間ほどになります。

大企業の圧力で止められているのでは・・・と推測しています。

自分たちのミスや能力のなさや企業理念がお粗末なのを棚に上げて、被害者と向き合わないのは原発を推進してきた勢力と同じ臭気が漂っています。

そして我が家のセキュリティ会社のカメラの不良も、原因がわからずに何の説明もなく帰っていきました。

何か日本全体がおかしな方向に進んでいて・・・どこで道を間違えたのでしょう?

堂々と悪いことを隠しもしないで開き直ることが横行しだしたのは、小泉劇場あたりからでしょうか。

安部一強で決定的になりましたけど。

ただし東電の原発問題はそんな時代よりはるか昔です。

昔から危険を知りながら、見えない・聞こえないふりをしてきたんです。

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