ガン治療と言えば
切除・抗がん剤治療・放射線・分子標的治療薬・・・etc
良く知られた治療法ですが、一長一短がありました。
昭和時代の抗がん剤と言えば、悪い細胞をたたきますが良い細胞もたたく作用がありました。
ところが・・・最近の研究で【光免疫療法】いう治療が出てきました。
関西医科大の研究でさらに進展しそうです。
これまで頭頚部のがんの7例に実施し、全症例が【がんが縮小】と言う結果で、そのうち2名はがんが消滅と言う結果です。
保険適用にもなっていて、今後は他の部位のがんに対しても研究されるそうです。
がん細胞に特殊なたんぱく質がくっついてガンは増殖していきますが、そのレセプターに前日に投与する薬が貼りつき・・・。
そこに翌日、全く無害なレーザー光線を当てると、前日に貼りついていた薬が爆発してがん細胞を粉砕するのだそうです。
これまでは良い細胞おも攻撃するような治療法でしたが、これからは全く無害な治療法に代わって行くのだそうです。
20年ほど前から【分子標的治療薬】という言わば抗がん剤治療あたりから、治療の質は全く違ってきたと言えます。
分子標的治療薬も抗がん剤ではあるものの、良い細胞は全く傷つけませんでした。
だから結果として20年も抗がん剤(?)が、服用できたのです。
医療の進歩はものすごい勢いで加速しています。
身近な病院での治療で治るガンが沢山ありますから、あまり突拍子もなく実績の定かでない治療や民間療法に頼るのは、一旦立ち止まって考えてからでも遅くありません。
光免疫療法が適用拡大になれば、人類の寿命は大きく変わることになります。
そして今、さらに取り組まれる研究は、【老化細胞】を破壊すれば【人間が老いなくなる】という分野だそうです。
冗談ではなくて光免疫療法開発者の小林先生が・・・真面目な話し・・・で言ってました。
不老不死の研究が始まったと言うことです・・・が、考えたら怖い話です。
私や家族や仲間、そして知り合いや仲良く暮らしていける人だけが不老不死なら・・・大歓迎ですけど。
そんなわけにはいかず・・・プーチンも習近平も、カディロフもアサドも金正恩も・・・こんなやつらが不老不死なんですね!
やっぱり一定の寿命はあるに限ります。
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