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台湾という国

雑感

昨日は年次休暇を頂きました。

折角おいでいただいたのに申し訳ありません。

さて台湾の総統選挙。

与党民進党の勝利になりましたが、他の候補への投票が6割とのこと。

とすれば民進党への支持は4割・・・過半数割れで議会はねじれ現象に?

よくわからないのは・・・6割の人は中国と一緒になりたいというスタンスなのでしょうか?

余りに刺激しないで中国と仲良くやりたいけど台湾として独立していたい・・・は香港の例からもあり得ませんよね。

香港を見ているのに・・・6割の人は何を考えているの?

その台湾の皆さんから能登半島へ10億円以上の義援金が集まっているそうで・・・本当にありがたい国です。

日本人に対する感情は・・・ほとんどの人が親日。

行ってみて・・・1週間ですけど・・・いやな思いを一度もしていません。

こんなことがありました。

台湾のお茶は美味しいので、喫茶店でもコーヒーではなくお茶を頼みます。

そしてお茶うけにクッキーを注文したのですが、1枚のクッキーを妻と二人で分けて食べていたらもう一枚サービスで・・・。

妻は血糖の管理があるので糖質のあるものは少ししか食べられません。

それをお金の問題と思ったらしく、「しっかり食べなさい」と言う意味でサービスしてくれたようです。

優しいでしょう!  台湾ってそういう国なんです。

またこんなことも。

街角の屋台で立ったまま肉まんを食べていたら、まったくお店と関係のない通りを歩いていたおじさんが・・・。

我々7人分の椅子を勝手に出して来て「座って食べろ」と言うんです。

台湾って日本人に対してそういう国なんです。

観光地の九分でお茶屋さんに入ってお茶を頼んだから、おかみさんらしい人がお茶の入れ方をしっかり教えてくれるんです。

帰りには残った茶葉を封筒に入れて持たせてくれます。

まあ、親切にはおどろかされますよ。

タクシーに乗っても韓国の様に、メーター以外に要求されたりしません。

その代わり中国人に対しては・・・ルールを守らないから蒋介石総統を祭る中正記念堂の衛兵さんは容赦なく厳しく接します。

日本人は中国人に厳しく対応できませんけど、台湾では忖度しません。

そんな国なのに6割の人が民進党に投票しないのが、習主席に付け入るスキを与えないか不安です。

対中国だけが争点ではなく、電力などのエネルギー問題も争点になっているとか。

あんな優しい人々から自由を奪うようなことにならないことを祈る・・・のです。

 

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