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感電事故

雑感

午前中は・・・4週ごとに整体院の施術を受ける妻の送迎。

関節の痛みの原因が、初期のリュウマチの可能性が強く疑われるので・・・この後の整体院通いをどうするか悩んでいます。

リュウマチだとしたら揉んで治るわけがないですから。

それでも整体で体幹を整えてもらったせいか・・・腰や肩や膝の痛みがかなり楽になっています。

病院での治療効果なのか整体院での施術の効果なのか・・・それとも自然治癒なのか分かりませんけど・・・楽になってきて。

それだけに整体院での施術を止めていいのか・・・迷うでしょう。

止めたらまた痛みだした・・・ってなることが。

ところで今日は新幹線が停まって・・・交通の便が大変でした。

最近JRは天候次第で簡単に運休させすぎですが、残念ながら今日は事故で。

世界に新幹線を売り込もうと言うトップセールスまで展開しているのに・・・親の心子知らず。

事故による運休が多すぎます。

点検の頻度を下げたのも一因でしょうし、団塊の世代からの技術継承が途切れて、スキルの低下なんだと思います。

一昔前までのJRと違って、天候次第などでも簡単に停めてますから緊張感が失われているのではないでしょうか。

人の命を預かっていると言う緊張感や使命感・責任感が希薄になっていると言われて反論できるのでしょうか。

経営層のコストカット意識だけが強くて、安全へのコストは考えない姿勢・・・点検保安員などの人件費削減による事故でないことを祈ります。

私事で恐縮ですが・・・現役時代、本社などの勤務は合わせて5年程度で、残りは現場に従事していました。

高圧電力などを扱う現場で、自家発電などはジェットエンジンで発電するような現場でした。

当然高圧での感電事故なども何例かあって、死亡事故も見ています。

感電で地絡した瞬間は遠くまで聞こえるような「ドン!」と言う音が響きます。

現場に駆け付けると、そこには焦げ臭が漂っています。

作業員は皆家族が待っている人ばかりで、無事に家に帰してあげる責任がありますから、マニアル等に沿って作業するように口うるさく言いますが。

それでもやっぱり何万回かに一度は事故。

ほとんどが勘違いで、活線に触ってしまいます。

でもこれだけでは感電はしません。

安全靴が電気の流れを遮断しているから・・・安全靴の底はゴム材などで電気を通しません。

しかし手がどこかに触れたり、姿勢を低くして膝を突いたりしたときに・・・電気が流れて体の中を貫通してしまうのです。

電気のやけどは焦げる状態になりますから、組織は破壊されて再生しないと言われています。

死亡事故が多いのです。

最近は安全装置が働いて、瞬時に電気の流れを止めてくれるような仕組みになっています。

残念ですが私がいた現場でも1例が死亡事故で、1例が重症事故でした。

この盤は生きていると言う札で表示したり、検電棒で確認するなど作業前ミーティングを徹底しますが・・・魔が差すんですね。

このJRの事故での作業員さんも何とか軽い事故で、無事に帰ってもらいたい・・・が、おそらく安全装置が作動するような高圧線ではないでしょう。

基本に忠実に・・・現場には危険が常に伴ってますから・・・【慣れ】で仕事をしない。

責任者の責任感や使命感で事故は減らせるのです。

あの現場事故・・・入院にはなったでしょうから【労基署】が入ってきて、電車は動かせません。

これが公共事業とは言え・・・ライフラインとは言え・・・公共交通機関とはいえ・・・業務の停滞は例外がないから、その意味でも事故は起こさないことが大事です。

もちろん人命が最も大事なのは言うまでもありませんけど。

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