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キノコ採り裏話

キノコ・山菜

出発した金曜の夜・・・現地に到着したのは暗くなってから。

山並みは見えていませんでしたが・・・冷え込んだ翌朝は真っ白な山になってました。

夜中に寝ていて、シェラフだけでは足りないほど寒かったわけです。

師匠が持参したキノコで作ったキノコ汁が、温まって美味しくて・・・ビールが進んで。

ところが夜中にそのビールがオシッコと化して・・・体が冷え込んだのも影響して、4回も5回もトイレに起きました。

知らない間にテントの外はバリンバリンに凍っていて、外に出ようとして大転倒。

尾てい骨を強打・・・この年齢ですから普通なら脊髄の圧迫骨折があっても不思議ではなく。

5日も経過して未だに痛みが走るのに、骨折までは行っていなくて・・・趙ラッキーでした。

咄嗟のことで手も突いたので手首も危ないところでした。

痛いお尻で翌日は斜面の登り降りを4時間も。

頑張ったのにナメコには巡り合えず、砕けてボロボロになりそうな痛んだクリタケだけでした。

唯一嬉しいことは、例年9月には終わってしまうナラタケが、ピカピカの状態で採れました。

全体としては余りの貧果にこの場所をあきらめて、3時間ほど移動して別の場所に。

次の場所では少ないながらナメコにヒラタケにナラタケに・・・大量のムキタケをゲット。

翌日一緒にキノコ採りをする若手メンバーの分も確保しました。

取りあえず・・・収穫ゼロ・・・は無くなりました。

ナメコも採れたし・・・と浮かれて油断があったのでしょう・・・師匠と今日の収穫を分けていた後。

私の取り分を車に運ぼうと歩き出したその時に、地面に草には覆われた穴が空いていて。

荷物を持っていたのと・・・草が覆っていたことで穴が見えず、見事にその穴に右足が。

グキッ! と捻挫。

確り下を見ていませんでした。

当然脚は痛いけど・・・それより翌日にキノコ採りが出来ないのが痛い。

山は危険だらけで、師匠が一人での入山となると私の怪我は重要問題。

ただ翌日は合流する若手メンバーがいたので、師匠が一人で山に入ることが無くて・・・私のヘマは救われました。

昨晩の転倒や何度もトイレに起きることになった反省から、この日私は食事の時のアルコールを止めました。

皆美味しそうにビールを飲んでいるのに・・・生唾を飲んで耐えていました。

お陰で・・・夜中にトイレ・・・は一回もなく朝を迎えました。

翌日は若手メンバーが大活躍・・・!

私は斜面を登り降りするのは無理と悟って、車に残って留守番でした。

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