我が家にはヨークシャーテリアのレオ君が、10年も一緒に暮らしています。当然実の子供のような存在です。何故次男かというと、13年前に16歳で他界した長男バロン君がいました。
前回の北アで再発した右ひざの痛みも大分治まり、今週の頭から山行の機会を狙っていました。女王様(ハングルでは・・・ヨワンと発音・・・韓流歴史ドラマの見すぎ)の了解も得ていたのですが、2日前から再び次男の様子がおかしいのです。この夏の暑さに身体が順応できないのだと思います。
親が死んでも泣かなかった私が長男が旅立つ時は、正常な神経ではいられませんでした。当然妻もそうでした。
考えたくありませんが・・・次男はこの夏を乗り越える事が出来ないかもしれません。
山の計画は確り出来ているんです。夏に北アで残っている黒部五郎、富士山、飯豊の中から挑もうと思っています。そして9月には道東の3座、10月には九州方面と思っています。
そして時間が見つかったら針ノ木を一泊で、また立山室堂から薬師岳へ・・・これは薬師岳山荘泊が目的です。日帰りでは鳳凰三山、谷川岳や浅間山も考えています。
今シーズンはこのぐらい行きたいと思っていますが、またしても人生は儘ならずに息子の不調が発生しました。
毎日が日曜のような私でも、自分の時間となると思い通りにはいきません。考えてみると前回の北ア遠征は・・・梅雨が開け、妻も次男も体調を回復した・・・本当に絶妙のタイミングだったようです。明日の山行は中止とします。
何時、逝ってしまうか分からない状況の次男と、昨夜も一階の客間で妻と三人で寝ました。二階で寝ている間に一人で逝ってしまうのは、可哀想でなりません。
長男の時、早朝悲しい声で鳴いていました。妻がその声を聞きつけ二人で一階に下りていくと・・・既に虫の息でした。妻が懐に抱えると静かに息を引き取りました。母親が着てくれるのを、待っていたかのような最後でした。
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