乾徳山の続きです。
山頂で私としては珍しく食事をしながら、山座同定をしていました。でも残念ですが峰々の山頂は雲に包まれる状態で、スッキリとした眺望は得られませんでした。
下りも例の20㍍の鎖は止めておきました。こんなところで再び手首を痛めては、今シーズンをほぼ棒に振る事になってしまいます。今シーズンもまだまだ行きたい山は残っています。しっかり【迂回路】が用意されていますので、無理はしませんでした。
ただ普段なら何てことない程度の鎖です。北穂高の練習になるようなレベルのモノではありません。木の後ろに見えているのが鎖のある岩場です。
山頂の雰囲気です。
帰路は月見岩から右手に折れて高原ロッジ方向を目指しました。途中、マルバタケブキの群落を写していると・・・突然、鹿の群れが私の10㍍程脇を走り去っていきました。
いきなり現れて・・・ビックリ。しかし少し離れたところで私を気にする風もなく、草を食べています。その数を数えてみると10頭以上いました。
食害を防ぐためにネットや鉄条網が施されていますが、ほとんど効果は発揮されていません。やっぱり鉄砲で駆除するしか手はないと思うんです。
徳和集落でも電線などで畑を囲んでいましたが・・・効果は無いでしょう・・・きっと。
少し下ると・・・また別の群れがいました。そして離れ鹿も・・・。
ロッジへの分岐で家族が食事していました。奥さんが『鹿が沢山いますけど、襲われないですよね?』と聞いてきました。
『普通は人間を怖がるので大丈夫だと思いますが・・・人間から餌を貰ったことがある鹿は食べ物をねだるかもしれませんよ』
あまりにも増えすぎて・・・環境行政は少し工夫が必要では。
コメント