屋久島観光と言えば・・・温泉フリークとしては平内海中温泉。普段は海の中に沈んでいて、干潮になると出現します。この温泉にどうしても入りたかったんです。
世界遺産の縄文杉を諦めてまで、こちらを選んだと言っても過言ではなく、絶対入って帰らないと。雨の中で服を濡れないように脱ぐ準備、干潮の時間調べ・・・。
何と運がいい事に・・・13時が干潮時間、しかもこの日は大潮でした。普段は前後で5時間程度入浴できるのですが、この日は5時間ほど前から入れるのでした。
実際のところ外周道路を走っていても・・・大川の滝を見物していても、頭は【平内海中温泉】でいっぱいでした。
まず手始めに湯泊温泉から入ってみました。同じように海べりにありますが、こちらは終日入る事ができます。少し温めの湯ですが・・・絶景です。東シナ海を見ながらマッタリと最高の気分でした。
申し訳程度に男湯・女湯が仕切られていますが、ほとんど裸の付き合いができるロケーションです。流石に入浴者はいませんでしたが、素っ裸で浸かっていると観光客がやってきて・・・。
お母さんと娘が二人・・・入っているのに気が付いたら戻ってくれれば良いのに、わざわざ近くまでやってきました。入るならともかく・・・ジロジロ見られる身になってもらいたい。
10分程離れた平内に移動しました。大潮とはいえ時間はかなり早い11時。でも海はかなり先まで引いていました。この時間になると薄日が差すほど天候は回復していて、折角練習した雨の中で服を脱ぐ練習は必要ありませんでした。
スッポンポンになってビニール袋に衣服を入れて、入っていると次から次と観光客がやってきて覗いて行きます。しかし厚顔無恥にならないとこんな貴重な体験はできないんです。
管理人さんがやってきて掃除を始めました。実は浴槽に昨日の雨で流れてきた流木などが、沢山入っていたんです。川が近いので上流から流れてきたようです。
それを管理人さんと二人で綺麗に掃除。管理人さんとはすっかり友達になっちゃいました。浴槽に浮いている流木や木屑が判ると思います。
それを二人で30分程かけて掃除しました。掃除している管理人さんです。
そしてこんなに綺麗にしたんです。不思議ですが一番海に近い側の浴槽は最初から綺麗だし、湯温も一番快適でした。
こんな間にも観光客はやってきて・・・特に若いカップルが多い。若い女性が一人だけやってきました。見るとTシャツの下に水着が見えていました。でも管理人さんが居たので入らずに帰っていきました。此処は水着は絶対禁止なんです。
禁止でなくてもこんな体験を他ではできません。是非大自然の力を直接肌で感じてもらいたいものです。とは言っても・・・私の狙いは違うところにありそうですが。
最高の経験ができました。もう・・・満足。世界遺産を棒に振って得た体験です。
カモシカのような美脚をご覧ください。いつぞやはホロホロ3世が恐ろしいお腹をアップしていましたが、私はそんな見苦しいものはお見せできません。
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