お通夜というセレモニーは関東だけの風習なのか・・・少なくても東北ではあまり聞きませんし岩手にはありません。
元部下の通夜が営まれ参列してきました。御棺の中に眠るように横たわった彼の顔を見ると、何か違う人のような顔をしていて・・・。
抗がん剤の影響で少しムーンフェイスになっていたのかもしれません。
もうあの豪放磊落な声を聞くことができないと実感した途端、一気に胸を締め付けられました。
実際には細やかな神経の持ち主で、奥様も『優しいだけの人』と言っていました。彼の人望はみんなの知るところですが、裏付けるように多くの人が会葬。
今年の3月で退職したばかりということもあるのでしょう。退職して5年も経った私ではあんなに多くの人は来てくれないでしょう。
勿論、仁徳もないので当然ですが、みんなに知らせる事もなく静かに弔ってもらうつもりです。
現役のみんなは仲間と度々会えるのでしょうが、私はなかなか会えない・・・でも・・・こんな事でだけ会えるのも逆に寂しく感じます。
多くの人が私を見つけて挨拶に来てくれましたが・・・もう目立つ態度で一緒にお清めの席にいるのさえ気が引けます。
お元気そうで・・・と言われても素直に喜べないほどあちこちが痛い。でも『あー元気だよ!』と返事を返してました。
今日はリタイヤオジサンには珍しくいろんな人から電話。まずは姉・・・母の生命保険の受取の事務をやってくれていて、その連絡でした。
そして福井の親友・・・訃報が届いて心配していたのですが、亡くなられたのは彼のお母さんでした。
若いころに泊りに行ってお世話になっていましたから、ご焼香をとも思うのですが・・・今忙しさのピーク。彼にお詫びをして、もう少し暖かくなってからにしてもらいました。合掌
そして相棒からも・・・引越しの手伝いやら新築祝いの件でしたが、気づかいしないように話しました。それでなくても普段いろんなものを貰ってますから・・・。
元気にフラッと立ち寄ってくれればそれでいいんです。
そしてやどろく仲間の素人氏からも電話・・・今度は部下でもあり飲み会グループの仲間でもあるI君のお母さんが亡くなったとの事。
今度は明後日の28日がお通夜です。彼のお母さんにも大分世話になってました。商売をしていたので肝っ玉の太いお母さん。気前が良いという印象がインプットされています。
色んな別れが続いて、リタイヤオジサンの胸に寂しさがいっぱい湧いています。
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