娘が送ってくれた【銀河鉄道の父】、400ページの本を3日で読み終えました。
非常に読みやすい。ただセリフ部分に方言が多いので、理解が難しい部分があるかもしれません。
私は自分の育った言葉ですから、臨場感さえ持って読めました。
直木賞・・・何ほどの事が有ろう。ただ単に郷土の話なので、興味を持っただけなのでした。
どうせたいした取材もせずに、聞きかじりの情報を繋げただけの小説・・・と思ったのですが。
読み進めるうちに、その思いは間違いだったと気づかされました。
今まで知らなかった賢治の人間性などが克明に描かれていて。
またところどころで私の心を揺さぶる圧倒的な描写は、思わず涙もしました。
妹のトシが黄泉の世界に旅立つシーンは、涙モノでしたね!
あまり期待せず・・・1600円は高いから買わずに図書館で・・・と思った考えは軽薄でした。
直木賞選考委員会もただの権威の塊の輩ではなく、確りした目と脳と心を持った人だったようです。
この作品が直木賞だと言うのは、納得しました。
久しぶりに本と言うものに触れましたけど・・・また無性に読みたくなってきました。
良い本を送ってくれて、娘にお礼を言いたいと思います。
さて夕べ友のホロホロから電話。
新しいキャンピングカーがまた期待外れだったようです。
旅というものを良く知ってるし、車にも詳しい・・・私達では気が付かずに喜んで乗ってしまうのに、彼にはそれが通じません。
またしても1.000万円が藻屑となるかもしれません。
電話の向こうで…落胆している…のが伝わってきました。
私もどういう結果になるか、不安になってきました。
旅を知らない私たち夫婦は、不便さや危険さに気が付かないのではと・・・思って連絡してくれたようです。
今までも彼に教えて貰って使ってきましたから、今度もまた教えて貰って少しずつ使える車に変えていくつもりです。
なにせこの後、80歳まで10年以上ものるのですから。アドバイスをヨロシク!
ついでに・・・ジムばっかり行ってないで、山歩きをしろ!・・・とのお叱りも受けました。
弁解させてもらうと、私だけだったらそうもできるのですが、何せ体調が芳しくない妻の体力をどう維持するのか・・・という課題もあって、ジムは必然の感があります。
ちなみに今日の私は、ダンス系のエアロビ「ZUМB」でした。
やっと次の動きが予測できるようになってきました。頭でわかっても・・・身体はまだ付いて行けませんけど。
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