昼の食事の写真です。美味しそうでしょう。
滝を越えるのに1時間以上かかった、苦闘でした。
30メートルや20メートルのザイルを合わせて4本張りました。
鉄人さんが2ピッチ先行して、途中から交代して渓流マン氏がトップを。
トップが1番危険で、当然技術力を求められます。
数多く沢を遡ってますが、この滝ぐらいの厳しい登りはそうそうありません。
このザイルは下りでは効果を発揮するので、残置(張りっぱなし)するんです。
帰りはこのザイルの回収が加わるので、ラストが最も重要。
回収の方法は長くなるのでネット等で勉強してください。
捨て縄を置いたり、二本で降りた後に片一方を引っ張る方法など。
登りより下りがはるかに事故が多く、我々も一つの動きごとに声で確認しながら。
「○○が1ピッチ降りた」とか。「了解」とか。
これがないとうっかり上でビレーを解除するかもしれないのです。
上に上がるとそこは釣り師の桃源郷で、釣りとかではなく泳いでいるイワナが多すぎて。
泳いでいるイワナを蹴飛ばして、石の河原に蹴り上げられたのを手づかみ。
信じられないでしょう。
少し誇張はありますが、まさしく手づかみでした。
普通はイワナの活性が低くて釣りにならないほどの少ない水量。
警戒心も上がります。
釣果は写真で。
個体数が多いせいなのか30センチを越える大物は少ない気がします。
仲間のおかげで無事に戻ってきましたが、いつまでこんな厳しい遊びができるでしょう?
今回が最後と思って、思う存分楽しみました。
仲間と無事に返してくれた山の神様に感謝!
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